DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

松島観光

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2009.10.1(木)
先ず朝5時の気象予報をチェック。
10月になり台風への心配が少なくなると思っていたら、17号18号と重なった台風が発生している。
動きが気になる。
松島の朝は少し冷たい空気の中で迎える。船内温度17度。5時半。

コインランドリーはとても遠いらしい。ハーバーで水が近い。自分で洗うことにする。
朝職後ただちに洗濯開始。
1時間ほど洗剤に着けて置いて、ホースからバケツに水を受けながら洗濯とすすぎ、手でしぼる。
下着は毎日取り換えるのですぐ洗濯ものがたまってしまう。しかしたいして汚れていないので洗濯は楽だ。

洗濯ものを干し終わったころ、松島ヨットハーバー運営委員会事務局の中川さんの姿が見える。
松島ヨットハーバーには着くまで係留できるか全く不明だった。
着けたあと、松島ヨットハーバー係留の窓口になり許可を出してくれたのが中川さんだ。
コーヒーを誘われクラブハウスらしき小さな建物の中でいただく。
昨日、着いてすぐは2泊でお願いしたのだが、あまりに魅力的泊地なのでもう一日延期をお願いしokをもらう。
もっと居たいが、土日はハーバーが込むので外来艇のポンツーン係留は無理なのだ。

中川さんはヨット乗りだが、今はもっぱらシーカヤックに乗っている。
ナント、カヌーで小泊から津軽海峡を渡って北海道に行ったり、日本海の飛島に渡ったりしている。信じられない様な話だ。カヌーでそんなことが出来るのか。話を聞いているとなんかカヌーて面白そうだ。話をしている内に昼になってしまう。

昼食後は松島観光に出発。
先ずは国宝の瑞巌寺
800年代創建された。伊達正宗が豪華な伽藍を再建し瑞巌寺と名づける。伊達家菩提寺
本殿と庫裡が国宝になっている。本殿は9月から3年がかりだかの修理に入り参拝出来ない。
その代わり普段は見ることができない国宝庫裡の内部や瑞巌寺の本尊、伊達正宗の大きな位牌などを直接見ることができるようになっていた。

次は伊達正宗の孫、光宗の霊廟、円通寺。国重要文化財
光宗は将来を嘱望された優秀な人材だったが、江戸城内に置いて19才で死亡している。
毒殺説、病死説あり。
何かがあると思わせる霊廟だ。白馬にまたがる光宗と殉死した7人の像が祭られている。
当時は重要な人が死ぬと殉死したのだ。
3世紀半、公開されずにいた。
美しい緑に囲まれた静寂な場所。
庭が特に美しい。

五大堂。国重要文化財。現在の建物は正宗が再建したもの。
海岸から橋でつながる小島に建っている。

以上、船から10分程度で行ける。

空が曇ってくる。せっかく干した洗濯ものが雨で濡れるとまずい。
4時過ぎ船に戻る。

写真:
瑞巌寺、庫裡。庫裡とは料理の場所。珍しい屋根の上に乗っているのは煙出し。
円通寺
円通寺
・五大堂