DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

大原滞在

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2009.10.23(金)
北東の風がけっこうある。
次第に波が高くなる予報だ。それにKasayanが懸念していたように台風が急角度で東に向かう。また台風がやってくる可能背が大きくなる。5時20分。

波が次第に高くなる予報だ。この場所でしのげるのだろうか。船の安全が不安だ。
漁協に漁船船だまりの動かない船に横抱きさせてみもらえないか頼みに行く。
ところが大原では動かない船というのが無いらしい。
最近は一番良いところに全く動かなくなった船が何艇も居座っている港が多いのに、確かにこの大原では皆動いている気配だ。
3~4日動かない予定の巻き網漁船があるが他の巻き網漁船が戻ってきて横抱きする可能性があるとのこと。
漁協の人は波が高くなっても今の泊地で大丈夫だと言う。
今の泊地でしのぐことにする。外が4mぐらいになったらどんな感じなのか。
ただ、海上保安庁作成の分厚い水路誌には大原漁港の船溜まりは荒天でも安全だと書いてある。船溜まりは、なんだよな。
勝浦は波が入り安全では無いと書いてある。千倉は小さすぎる港でやはり不安だ。
この大原にいるのが良いと判断する。

久しぶりに清掃。
先ず、シンクとコンロ周り。
次に那珂湊と銚子で脂分がついてしまったロープを洗剤で洗う。
続いてコックピットとその周り。
松の葉がいっぱい残っている。
松島、浜田泊地での台風避難の残骸だ。松島らしく強風にあおられ降りかかってきたのは松の葉だった。

お昼の後は大原散策に出発。
先ず港の南側、目の前に立つ小山、八幡岬へ。
岬の上に小浜八幡神社がある。参拝。
ここは江戸時代から文人墨客が訪れ、明治、大正、昭和にも歌人、小説家、絵描き等が好んで来た景勝地だ。
竹久夢二山本有三黒田清輝などがきており、若山牧水は歌も残している。
戦国時代は小浜城があった所。
終戦直後まであった帆万千館(宿屋か)が多くの文化人に愛され宿泊したらしい。
今は残念ながらただの広っぱで、特に展望が素晴らしいとも言えない状況であった。

次にJRの大原駅とはどんな所かと行ってみる。港から30分ぐらいか。
地方の小都市の駅といった感じだ。周りは住宅地。
観光案内所があったので資料をもらい聞いてみると、千葉へ勤めに出る人が多く、東京まで通っている人もいるとのこと。
駅の近くに大原八幡神社がある。神社は大きく境内も広い。神木はじめ巨木が何本もある。参拝。
この神社の周辺は古い大きな家が多い。

ズット広く散策。
なんでこの様に知らない街をあてども無く歩くのがすきなのかね。
港に帰る途中の山裾にも小佐部熊野神社。参拝。
大原は神社の多い所だ。

4時過ぎに船に戻る。
風は少し収まる。しかし温度は下がる。

5時の予報では明日、波2m後2.5mあさっては2.5m後3m。Kasayanの教えてくれた波浪予報を見ると3日後の月曜はさらに波が高くなる。これはいったい何が原因の波なのか。

写真:
・泊地を八幡岬から見る。
景勝地八幡岬からの展望。見はらす場所は現在は残念ながらただの原っぱです。
・一番奥に見えるのが大原駅
・御崎の説明
・大原八幡神社 参道
・拝殿
・本殿
・神木
・小佐部熊野神社参道
・拝殿
・本殿
・神社名碑
・小浜八幡神社拝殿
・神社名表示