DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

関東で最も美しい泊地、式根島吹の江にやってきました

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2012.5.17(木)
関東では最も美しい泊地、私の好きな式根島吹の江にやってきました。
7年ぶりの吹の江だ。
なんと美しい入江なのだ。
なんと静かな時間が流れるのか。

今までは、目視で吹の江へ入って来た。
野伏港から直ぐで、島伝いに辿って行って、見つけて来た。
しかし、いつもどこだろうと迷う。
見つけにくいのだ。夏休みなどは下田から来ると、
入江の中にヨットが見え直ぐわかるのだが、
他に艇がいないと解り難い。
そこで今回は正確詳細に吹の江入口手前の緯度経度と
中に入って直ぐの緯度経度を出して、WAYPINTとして
辿れる様にしてアプローチした。
航路情報に掲載するので参考にして欲しい。

入江に入って、スターンアンカーはフォートレス、
バウはCQRアンカーを打ち、艇を固定する。
スポーティヤックのテンダーを下し、
長いロープを行って来いに艇まで戻す。
ここで前回と同様のめんどくさいことが起きる。
太いコンクリートのビットに行って来いでロープを取っても、
ビットの摩擦で幾らロープ引いても動かない。
前回はヨット用の編んだロープだったから動かなかったのだろう、
と今回はナイロン三つ打ちロープを使う。
しかし、やはり、全くロープが固着した様にくっついたままだ。
しょうがないので又テンダーでビットまで行き、
別の太いロープをビットに巻き、両端にアイをボーリンノットで
作る。
その二つのアイに三つ打ちロープを通す。
これで自由に前舫いを調節できるようになる。
前回同様、この2つのアイ付きロープは記念に吹の江残していくつもり。

7年ぶりの式根島は変わったかなと散策に出かける。
先ず吹の江から道に出る為に登る岩山に木で階段が出来ていた。
助かる。道も昔よりはっきりと解る様になっている。
上のヘリ着陸広場からでて左に折れ、
変わらず美しい泊港を眺める。
道なりに野伏港に行ってみる。
丁度、ジェットが入ってくる。
なんと、外岸壁では無く、ヨットが一時係留していた
内側岸壁に巨大フェンダーを岸壁に下して、
そこに着けた。ジェットはよほど波に弱いのだろう。

店は今も白石川近くに多い。
食材も何件かで仕入れる。
白石川の海岸は昔ほどは美しくなくなってしまったが、
当時へ思いは飛ぶ。

足付きまでをチョットながめ、野伏港へ下るところまで戻る。
式根館のあるところだ。
その角の店の奥さんと。
50年前ですか。
どちらにお泊りで?
その当時は泊る所は式根館ぐらいしかなかったですからね。
民宿が出来たのはズットあとですから。
当時は秘境でした。
島に来る人は特別の人だけでしたね。

艇に戻りビールを飲もうとしたが、
のぞいた店、全てエビスもプレミアムモルツも無し。
あきらめる。

式内社 伊豆國賀茂郡 久爾都比咩命神社、今の泊神社(とまりじんじゃ)。参拝

艇でゆっくり、日が暮れていくのを味わう。

写真:
・日が暮れ始めた吹の江に浮かぶECHO POINT
・バウに打ったCQRアンカー。いつも安心出来る。
・吹の江では必需品のテンダー、スポーティヤック。
 吹の江での上陸が買う大きな要因のような気がする。
・前もやい。ビットに行って来いで取りつけ
神津島から式根島吹の江へ、快適に帆走している時
 釣り上げたかつお。散歩中氷詰めで1300円で売っていたが、
 これより小さかった。オリーブ炒めで食す。
式内社 伊豆國賀茂郡 久爾都比咩命神社、今の泊神社(とまりじんじゃ)拝殿
・泊神社解説板
・吹の江ではこうやって岸に着けます。この後、山を登り、道に出る