DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

13年ぶりに古和浦を訪ねる

2019.9.28(土)

ここに来たヨットマンはあまり居ないと思われる。

13年ぶりの訪問だ。

五ケ所湾志摩ヨットハーバー→古和浦2006年

泊地情報:古和浦2006年

山間をズット奥まで進む。

静かで、山に囲まれた泊地。

こういう場所を好む人には特別素晴らしい泊地と言える。

しかし、一般的には自然は豊であっても不便でわざわざ訪れるヨットマンもいないだろう。

 

 2006年には大きなスーパーもあると書かれているが、現在は食品店と言った規模のスーパーとなっている。

 

16時半頃、船が大きく揺れ、ドスンと船体がぶつかる。

いったいどうしたんだと外を見る。

なんと、岸壁を海水が洗っている。

この岸壁は釣り船用に使う為か岸壁を50cm程低くしてある。

釣り船に御客さんが乗りやすくする為だろう。

ところが、地盤沈下したのか満潮時にその低い岸壁まで海水が来てしまう。

そうするとフェンダーが効かなくなる。船体が岸壁にぶつかる恐れが発生する。

陸からロープを張り巡らすか、一瞬色々考える。

完全な防御策はケッジアンカーを打つしかない。

満潮時を調べる5時過ぎ。丁度今だ。次第に暗くなる。

テンダーを下す。

テンダーにアンカーを乗せ、適当な所で沈める。

艇に戻り、アンカーロープの途中にもう一本のロープをローリングヒッチで結ぶ。アンカーロープは船尾から、新しいロープは船首から引く。

艇は岸壁から離れる。

もう暗くなる。暗い中でテンダーを揚げ、元の位置に設置。

暗いので写真には撮れない。明日、御覧に入れます。

アーどうにか対処出来た。終わって18時半。真っ暗。

 

次の日の朝、5時41分の状況。

急いで満潮時を調べたら朝5時代をわかり、薄暗くなるのにテンダーを出した理由です。5時代は真っ暗です。

水の中にステンの輪が見えるのでここに事前にフェンダーを結び付けておけば、横付け対応できますね。

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写真:

13年前と同じ突堤に舫うECHO POINT

 

航海:

尾鷲→古和浦18.2マイル

港内でメインを揚げ、赤白灯台を7時15分に通過。

尾鷲湾内はうねりの様なわりと大きな波が来る。

湾を出た方が、うねりの様な波は弱くなる。

1時間ほどはセイリング出来たが、殆どは真登り。

古和浦の湾内に入ると小さな浮きの様なブイ?が単独で幾つも浮いている。

つながってはいない様なので、ぶつからない様注意して進む。

これはなんですかね。広い範囲に多数浮いている。

 

古和浦の奥に進むと、極めて静穏な海面となる。

山々に囲まれた細い水路、左右に網や棚が続いている間を抜けて行く。

 

13年前のことなので、状況は変わっている可能性が高い。

前、ヨットが留めて良いとされた突堤は未だ健在であった。

前と同じ海からみて右の岸壁に出船で舫う。

漁師さんの姿は回りに無く、突堤には釣り人が多数、釣り糸を垂れていた。

突堤の上は多数の車。それに黒い網が一面干してあった。

 

仮り舫いを11時15分に完了。