DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

松江。神塊神社参拝、玉造温泉を初めて訪問

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2014.7.8(火)
台風予想の中心点を結んだ線が境港より南に変わる。
この線で行って欲しい。どっちにしろ暴風圏には入ると思う。
ただ、北を通ると影響甚大。
朝ご飯、片付け、トイレも済み、8時半。

マリーナから歩いてJR高松町駅へ。10:38米子行きに乗る。一時間に1本しかない。
米子で乗り換え、12時ごろ松江へ。
駅の前にある立派な観光案内所でバス時刻表を貰う。丁寧な対応、親切。
昼食の店を聞くと、すぐそば、ローソンの前の磯の屋、なかなか良かった。
先ず、バスで神塊神社(かもすじんじゃ)へ。
松江にはバスで25分ぐらいに多くの古墳と風土記に記載されたもろもろが残った
地域を訪ねることのできる「風土記の丘」「出雲かんべの里」がある。

神塊神社(かもすじんじゃ):
私はこれほど簡素で、力強い社殿を知らない。
何度も訪れたい神社だ。
歴史のある神社は数多くあるが、その社殿が古いものは殆ど無い。
神塊神社は大社造りで、最も古い。国宝。
人はあまり来ていません。森の中にある深閑とした境内。
一度、是非訪れてみてください。
ここでは、御朱印は手帳にしか書きません。
5年前も、同じでした。ここ以外では経験したことのないことです。

神塊神社の鳥居のそばの大石に腰かけて、観光案内所に携帯で、
バス停の場所その他を問合せる。電話では良く解らない。
オートバイで移動している人がいたので、バス停の場所を教えてもらう。
ついでに熊野大社は歩いていけますかと尋ねると、歩いてはとても無理。
自動車でもかなり時間を要するとのこと。多分、神職
熊野大社出雲国一の宮、絵地図では近く描いてあるので、寄って見たかった。

聞いたバス停の方へ歩き出すと、立派な自動車が近づいてきて、どこに行かれます、
と聞かれたので、バス停まで。良かったらどうぞと言ってくれる。
若い方。少し話す。
神塊神社が好きでお参りに来たとのこと。
代表的な神社なので熊野大社へお参りする人は多いが、
神塊神社に来る人は少なく、いつも静か。
社務所も大抵しまっているとのこと。
バスで松江に戻ると聞いて、私もどうせ松江に戻るのでどうぞ乗って行って下さいと、
言ってくれる。
松江に戻って、それから玉造温泉に向かうと伝えると、
なんと、それでは玉造温泉まで行きますよと、信じられない様なことば。
確かに、バスの乗り継ぎ等、結構時間のロスがある。
お言葉に甘え、うれしい提案に、乗せてもらう。
若いのに昼間から神社参拝など、どんな仕事をしているのかと思ったら、
美容院を経営しているとのこと。火曜は定休日。
店は松江駅のすぐそばとのこと。
立派な自動車、あかぬけた感じなどから多分、松江では知られた店と思われる。
私は床屋は何十年と銀座、料金は5000円弱。
私は5000円いただいています、とのこと。
玉造温泉を散策出来る様、一番奥まで連れて行ってくれる。
奥さんが、玉造温泉で働いているとのこと。やはり美容関係なのだろう。

降りたすぐそばが玉造湯神社(たまつくりゆじんじゃ)。
よくある温泉場の神社だろうと思っていたらとんでもない。
出雲風土記にも記載され、延喜式にもある式内社
神域を感じさせる。気持ちの良い境内。
御朱印拝受。

玉造温泉
歓楽街は全く無い。
静かに流れる川の両側に大きな温泉宿が並んでいる。
木造の大きな宿屋は無く、ホテル形式が殆ど。
上品な温泉地。かってはかなり高級旅館街だったのではないか。
熱海ほとでは無いが、宿を大きく造り過ぎてしまっている。
経営が難しいと思われる。

日帰り温泉として、「玉造温泉ゆーゆ」という大きなコンクリートの建築物がある。
私は普通の温泉に入りたかったのでアレコレ情報を集め、紺屋に入る。1000円。
建物が少し古いので若い人にはあまり歓迎されないのではないか。
それがよろしい。
内風呂と露天風呂でゆっくりくつろぐ。

日帰り温泉を問合せると観光案内では話題性で、「めのう風呂」のある
グランドホテル長生閣1500円を紹介する。
玉造温泉で一番大きなホテル。源泉掛け流しでは無い。

バスて松江駅にもどる。
実は松江のデパートで買うものがあるのだ。
味噌。島根、鳥取と何故か味噌にはあまり関心が無いらしい。
美味い味噌、上等の味噌が無い。
萩の一番大きなスーパーで一番高い味噌を購入。といっても500g700円程度。
それが切れてしまった。
境港の大型スーパーでも特徴ある味噌は無い。
松江それもデパートならそれなりのものがあるだろうと踏んだわけだ。
まぼろしの味噌、米麦あわせ。熊本の蟷各睨榲后G襪杷磴辰燭里汎韻検
マーマーのを仕入れることが出来た。

後はJRで7時代に高松駅
食材を仕入れて艇に戻る。
快適かつ実り多い一日であった。

写真:
・神塊神社本殿
・神塊神社手水。湧水と思われる。
・玉造湯神社の狛犬。子供を抱えている。子供を抱えた狛犬は初めて見た。
・玉造湯神社の願い石。この石に触りながら願いを込めると願いが成就する。
 女性の参拝者多し。
玉造温泉の中央を流れる川。この両側に大きな温泉宿が並ぶ。
 飲み屋もパチンコ屋も一軒も無い。
・私の入った、紺屋の露天風呂。ここのは掛け流し天然温泉。