由良比売神社、式内社名神大社






昨夜もブローで船が傾く強風が続く。
今日も夜まで10m以上の強風の予報。
しかし、強風注意報は出ていない。松江には出ているのにね。
隠岐の天気予報はちょっとニュアンスを知る必要がある。
晴れの予報でも朝はいつも霧の様な雲が山にかかり、薄い雲が上空を覆っている。
朝食準備中5時半。
今日は、西ノ島の式内社で名神大社の由良比売神社について。
今いる西ノ島は古代の行政区分では知夫島と合わせて、知夫郡であった。
知夫群には式内社が六社ある。
その内、名神大社は由良比売神社
他の式内社は
大山神社
海神社
比奈麻治比売命神社
真気命神社
知夫島にある天佐志比古命神社
由良比売神社(ゆらひめじんじゃ)
島後の水若酢神社と共に隠岐一宮とされている神社
由良比売神社は鶴丸からはバスで12分ほどにある西ノ島第二の町、浦郷にある。
バス停に由良比売神社前がある。
神社は浦郷港では無く、一つ先の港、由良湾に向かって建っている。
昔は浦郷から山を越えて参拝に行ったと思われる。
現在は切り通しを造り、車が通れるようになっている。
直線距離では直ぐそこなので、今では浦郷港にある神社と思っている人が多いと思う。
案内板より
「当社は仁明天皇承和九年(一一〇〇年前)官社に預り延喜式神明帳 には明神大として
袖中抄には「わたす宮」土佐日記には「ちぶり の神」として見えたり
海上守護の神として古来より上下の崇敬篤く外国の使節を遣する 際
或は外患を防ぐ時等に鄭重なる祈祷ありと続日本後紀三代 実録に記るされたり
平安朝末期には当国一の宮と定められその造營は国守により 行れたり
安永二年(一八〇年前)各村の庄屋集りて大祭の儀を復興し
島前 一統の祭としてその制を今尚伝えたり
隔年に行れる御旅の祭には遠く雲石伯耆但馬より
新造の漁舩を曳航 し競って神舩に列せんとしたり近郷の漁舩供奉して漕ぎ競べをなせり
社前の由良の浜には毎年十月より翌年二月にかけて「いか」の群集する あり
その寄来る時は瀧の響の如くなり小屋掛けして待ちこれを掬い る
多き時は一夜に数千連も押寄せり
十一月二十九日の神帰祭には少しと雖も寄らざることなし
これ遠き古より 今に至るまで変わることなき不思議の一なり」
一般に由緒ある神社という前に、イカの大群が寄ってくる神社として、有名。
明治の建造になる社殿だが、由緒とすがすがしさを感じさせる神社だ。
後の山全体が神域を感じさせる。
由良浜から左廻りにグルッと背後の山を海岸に沿って廻ったが、
途中で道は無くなってしまい、引き返す。
写真:
・拝殿
・本殿
・神門
・彫刻にイカが見えますか
・拝殿上部にある彫刻
・拝殿左右にある龍の彫刻