DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

都麻都比売神社を探して

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2016.7.5(火)
都麻都比売神社(ツマツヒメジンジャ)式内社名神大

この神社には論社がある。
論社とは争いがあるかどうかは別として、
延喜式にのっている都麻都比売神社は私の社ですと主張する神社が他にもある場合を言う。
論社が二つある。
一つは伊太祁曽駅北西の熊野古道近く。
この社を探しだすのに大変な苦労をした。
地元の人も丸で知らない。
頼りは式内社調査報告書の何十年か前の地図のみ。
熊野古道をアチコチ、山の上、山の下と探しているうちに小さな神社の工事中に出会う。
その神社工事職人がようやっと知っていると解る。
あの山の向こうの又、山の上と言うが、その後もアレコレ迷いながらついに、
その山のふもとにようやっと鳥居を見つた。
少し登った山の上に都麻都比売神社、論社Bを見つけ、撮影。
多分、この社にお参りし、撮影した人は10年で10人いないと思う。

駅まで引き返す。
自転車を貸してくれたおばさんが見つかりましたかと声を掛けてくれる。地元の人も丸で知らないのだ。
貴志川線を一つ引き返し、吉礼(きれ)で降りる。
論社Aは駅から200mと近い。
大きな通り沿いにある。
規模も大きく清潔に手入れされ、非常に気持ちよい境内。
気持ちがすっかり落ち着く。
周囲も古く格式ありそうな家が並ぶ。
神社の外をグルーと廻る。
本殿直ぐ裏は公園になっている。かっては神社敷地だったろう。

今日の神社訪問はこれを最終とする。
ゆったりした気分で帰りのコースへと向かう。


写真:
・ようやっと発見した都麻都比売神社の論社Bのふもと鳥居。
・都麻都比売神社論社B
・都麻都比売神社の論社A
・都麻都比売神社論社A、拝殿