DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

10個のウインチ全て分解清掃

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2015.4.18(土)
晴天。朝はやや寒い。
夜中はローリングが激しい。
4月は昔に比べ天候不良、注意報が遥かに多い月となってしまった。

圧力鍋でいわしを煮ているところ。30分待つ。6時。
この圧力鍋はフランスの家庭のお母さんの料理のシンボルでした。
熱が行き渡ると、小さく上に立っている筒が、シュルシュルと音を立てながら回転します。
日本で、朝お母さんが料理するまな板のコトコト言う音を懐かしむのと同じ。
ところで、待っているのに筒が廻り始めません。
蓋のゴムが劣化して少し水蒸気が漏れている為だ。
フランスの良いところはこんな何十年前の鍋のゴムをチャント売っている所です。
頑丈だけど、極めて重く、今では新しいタイプに変わっており、家でも買い替えてます。
でも、これは如何にも圧力鍋という感じに私は好感を持ってます。

朝食後、すぐ残りのウインチ清掃にとりかかる。
oneスピードの小型ウインチなのと、清掃作業にも慣れ、段取り良く進む。
昼をチョット出たところで終了。
これで、10個のウインチ全ての分解清掃が終わった。やれやれ。
ECHO POINTのウインチ、全てBARLOW :
マスト下、右舷にメインハリ用、ツースピード、22の刻印
     左舷にジブハリ用、ツースピード、24の刻印
コックピット右舷にジブシート用、ツースピード、26の刻印。大きい。
      右舷にスピン用、上に同じ
      左舷は上に同じ
      左舷に1個だけ、BARLOW でないGIBの小さなジブファーラー用ウインチ
コンパニオンウエイ右舷、トッピング用、シングルスピード、18の刻印
         左舷、ブームバンク用、シングルスピード、18の刻印
ブームの根元、右舷にリーフ用、シングルスピード
あれ、ブームの根元、左舷にもウインチがあるはずだ。1個ぬけていた。
全部で11個ウインチがあるんだ。

私はジブファーラーはウインチを使わない。
手の力と感触だけで広げる時はゆるめ、巻く時は引いている。
リーフの時も、風に立て、手で引いていると思う。
1個残っているのに今、気付いたが、まー、一段落の気分だ。


写真:
・5時15分の朝日
SEBの昔の圧力鍋。
 きのう真鶴産の良い背黒いわしがあたので、
 骨まで食べたくて久しぶりに圧力鍋を30分に設定して使用。
 また、誰かに一体何をやっているんだと言われそうだ。