DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

私の愛する九木浦にやって来ました

2019.9.25(水)

私の愛する九木浦にやって来ました。

台風も去り、ようやくユックリできると、

2~3日準備を整え出港するつもりだった。

ところが、きのうDENVERさんのおかげで必要なものは購入出来た。予報を見ると天候は安定している。

用意はしてない、しかし出港は出来る、よし出港と朝決める。

水のあるうちと、準備していた洗濯も済まし、出港できる状況まで整え、少し遅いが8時20分に出港

 

航海:

フィッシャリーナ那智→九木浦31.9マイル(57km)

メインを港内で揚げ、8時20分スタート。

那智湾を出て真っすぐ九木を目指してはならない。

少し沖(那智沖3NACHP33 38.6  136 00.5)を目指す。

赤い旗が付いた漁網表示が驚く程、外に出ているのだ。

これを避ける。今日も赤い旗を何本か見る。

 

九木を目指すが、いつものヨット真上りの法則どおり、

メインがパタパタ言う真のぼり。

ぎりぎりでクローズホールドになるのでジブを張るがすぐまた、パタパタ。何度も繰り返すがあきらめる。

 

波も風もたいしたことが無いのに、小刻みなピッチングとローリングが激しく乗りごごち極めて悪し。

 

赤い橋を遠くに見て、熊野川沖、製紙工場の煙を吐く煙突を過ぎ、三重県に入る。

しばらく行くと突然電話。

DENVERさんかから。沖にいる、カサゴが釣れてるよと連絡。

動いている船どおしでの物の受け渡しは危険じゃない?

艇のよこまでDENBERさんが来てくれ、速度を落としたECHO POINTに高級魚が入ったポリ袋を手渡ししてくれる。

ラッキー!

実は急に出航を決めたので明日のおかずの準備がないのだ。

九木は店が無く、食材の調達が出来ない。

これで豪華な食事が出来る。

DENVERさんいつも色々ありがとうございます。

 

この何年かは瀬戸内海、関門を通って平戸、西九州ばかり行っていた。

3年ぶりの愛する九木訪問となった。

九木浦へ入港するときは一旦、(九木埼沖、KUKIP34  00.700 136 16.7)まで行く。

ここで九木浦への進行全体が見渡せる。

14時50分、九木の桟橋に舫い完了。 

 

宮崎船長の姿が見えないなーとおもていたら、網の修理中。

久しぶりにご挨拶。

小さいがとイセエビを頂く、恐縮。

お元気そう。しかし体調は良く無いとのこと。

3年前もそういっていた。もう85才だそうだ。

年が行けば色々故障がでるのはしょうがないですね。

でも、お元気そうで良かった。

私は独自の自分を持つ宮崎船長が大好きなのです。

 

3年ぶりの九木浦を喜ぶECHO POINT

f:id:donsaigoublo:20190925202057j:plain

先ず、九木神社参拝。参道

f:id:donsaigoublo:20190925202413j:plain

拝殿

f:id:donsaigoublo:20190925202627j:plain

本殿

f:id:donsaigoublo:20190925202819j:plain

神秘的九木

f:id:donsaigoublo:20190925203047j:plain

九木へ船を進める。熊野川の赤い橋を遠くに眺めながら、三重県に入る。

と、電話。DENVERさんから沖に見えるのがDENVER.

カサゴが釣れたので渡すよとECHO POINTの脇まで船を近づけ、高級魚を手渡ししてくれる。

f:id:donsaigoublo:20190925203614j:plain

九木には宮崎船長がいる。

私を含め色んなヨットマンがお世話になっている。

今日はいないのかと思ったら、網を直していた。

挨拶。年をきかれる。宮崎船長は85才とのこと。

イセエビを頂く。網から飛び跳ねるエビを手でつかむと暴れて捕まえている手が痛い。

f:id:donsaigoublo:20190925204217j:plain