2020.10.8(木)
台風など強風の際に最も重要なことの一つ、
それは船を風に立てることだ。
可能であれば船首が風の吹いている方向に向いていることが特に望ましい。
一方、川の場合、川上に向かって船を係留する。
今、撫養に係留している巨大船も私のECHO POINTも川上に向かっている。
しかし、台風の様な強風の場合、それで良いか。
川であるか、強風対応であるか、どちらを優先するか。
それはやはり強風対応が優先される。
天気予報で風の変化を見ると、あさって土曜から日曜に掛けてが最も強風。
その吹いて来る方向は北東、現在の係留状態では後ろからとなる。
そこで、船を360度(180度に訂正、no-oneさんが指摘してくれました)、正反対に移動しなければならない。
雨が朝から降り続いている。風も強い。
風は川下から川の流れは川上から。
移動は、かなり難しい作業となる。
降り続く雨も短時間でも一旦止む時があるだろうと予想していたが、
いっこうに止む気配がない。
昼前、風が少し収まってくる、雨も小雨。
回転移動を決行することとする。
ヘンリーロイドの上下で完全武装し、着手。
現在の係留と反対側の船首と船尾から大回しと言う、長い舫いを付け、
現在の岸壁に固定している4本の舫いを全て外し、グルーと船を回していくのだ。
簡単ではなかった。船は川の流れに押し流される。
川の流れはやはり力があるのだ、
時間をかなり要したが、上手く反対方向に転回することが出来た。良かった。新しい4本の舫いの微調整。後片付けと雨の中時間を要す。
たぶん今を外したらもう回転作業は不可能だろう。
反対側、風の方向に向いたECHO POINT
前に増し舫い
シャックル4個、増し締め
ブームも下す
移動後は雨で外の作業は出来ないので、
着手してなかった航海データ作りに専念する。
4時前、食材仕入れに雨の中、大型スーパーへ。
外へ出てみると、風がかなり強い。
傘が度々オチョコになりそうになるのを、おさえながら行く。
寒い。かなりの低温だ。ボタンのシャツに薄いセーター、トレーナーと着るが、風がなにせ冷たい。
17時に艇に戻りこれを今書いている。外は雨、気温低く風強く寒い。
撫養(鳴門市)に強風波浪注意報が出ている。
撫養は最高気温、最低気温とも17度