2021.10.10(日)
紀伊半島最南端、串本港にやってきました。
夜中に雨が降り強風の音が鳴り響く。
朝ハッチを開けると雨。風も強い。海面が波立っている。
きのうの天気予報では波2.5m、うねりを伴う、東の風。
雨が降っているし、予報より悪いな。これではとても出航できないな。
DENVERさんも釣りに来たが、中止にするとのこと。
一応、念のため天気予報を見る。
ナント、波1.5m、うねりの記載なし。
うーん、現在はカンカン照り、強風、雨が繰り返されているが良くなるのかもしれない。
そこで出港に決定。
いつもの様に港内でメインを揚げ、少し遅い8時15分出港。
外に出ると、海況はかなり良く無い。
大きなうねりは無いが、波が悪く艇が大きくロウリング、ピッチング。
艇内の物が色々落ちて移動する音がする。
(着いて艇内を見て驚き、塩の塊その他が散乱している。小さな潮壺がひっくり返っていたのだ)
潮壺
かなり乗り心地が悪い。雨も時々降ってくる。とキツイ直射日光が照り付けたりする。
この状態が2時間ぐらいはつづいたかな。
那智湾を抜けて、串本のむかいの大島が見えるころから少し波の悪いのが少なくなる。
幸い、
連れ潮らしく予想していたより早く11時55分、
串本港、いつもの海上保安庁船前の岸壁に係留完了。
ついてすぐ、晴れていたので昨日洗濯していたものを干す。
なかで着替えている内にたちまち曇り霧が立ち込め雨となる。
面倒なので洗濯ものは干したままにする。
先ずは食事。(私は出港と決めた日は前日に3食分のご飯とおかずを作って置く)
そのあとアレコレしなければならないことに着手。
私はいつも次の港に着いたらその日の航跡(トラック)をデータ化します。
ブルー線が航跡、赤線が計画航路とWAYPOINT。
串本港、海上保安庁船の後ろに舫うECHO POINT。
後ろに少し写っているのは海上保安庁船船尾
串本港の様子。以前良く留めた防風網に囲まれた安全な港内は今は船でいっぱい。
(海上保安庁船の反対側)
15年前、初めて留めたスタンド前、KAZIが泊地として紹介してた。
風に吹き寄せられのでヨットには適切でない岸壁だが、今は漁船がぎっしり。