DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

綱不知から潮岬を越え、串本港へやって来ました

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2018.10.8(月、体育の日で休日)
綱不知から潮岬を越え、串本港へやって来ました。

潮岬を越える時は2つの事をチェックしましょう。
1)現在の黒潮の状況
2)潮岬の現在の状況

1)現在の黒潮の状況
海上保安庁、海洋速報&海流推測図
  現在、黒潮がどう流れているかがわかります
  潮岬に接近しているのかが図示されている
  http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/KAIYO/qboc/

2)潮岬の現在の状況
  潮岬の串本灯台のリアルタイムデータが見られます
  風向、風速、波の高さを、今とその前の24時間を表で見ることが出来ます。
  海上保安庁による潮岬のリアルタイム海況:
  https://www6.kaiho.mlit.go.jp/05kanku/tanabe/shionomisaki_lt/kisyou/index.html

きのう、昼、波浪注意報解除。
波浪注意報が解除になった次の日、すぐ出港すると100%、波の高さ、うねりに翻弄される。
そうと、解っていても、台風が収まり静かになるまで待っていたので、
解除となるとすぐ、どうしても出港してします。
何度、怖い目にあったことか、怖いだけでなく大変危険な状況も多々あった。
台風後の強風波浪注意報解除に注意!

今朝、出港したのは理由があります。
上記の串本灯台のデータを事前にチェックすると、
昨日の波浪注意報が解除される前、おとといの波は1m程度。風も強くて4m。
気象庁の予報では波3mです。
串本灯台のデータはリアルタイム実測です。
昨日のデータもほぼ同じ。

今朝5時の串本灯台データ24時間、波1mを切ってます。風も弱い。
これは、周参見に寄らず、一期に串本を目指すことを決めた理由です。
私は、潮岬越えは、なにしろ、静穏な海況であることを願います。
(以前は必ず周参見に入港し、天候を見て、潮岬を目指していました。15マイル程度ですからね)

黒潮をチェックすると潮岬の遥か遠くだ。
私が潮岬を越えた、この10年で最も潮岬から遠い。

白浜綱不知→串本 39.8マイル
アンカーを上げる。今日は手で上げられました。
メインも上げ、6時20分スタート。
3連休最後の日、晴天で海もようやっと静かになったためか、
田辺湾は多数の小型モーターボートの釣り船。商売の遊漁船。

海は穏やか、晴天。
ゼノアを揚げ、エンジン補助で5ノット維持。

潮岬を越える時はヨットの中側、陸よりの狭い所を通る本船、何艇かに必ず遭遇しました。
それだけ、燃料消費に違いがあるのでしょう。

今日は黒潮は関係ないので皆、遥か沖を通っていました。
また、潮流が無いと潮岬に海流がぶつからず、魚が来ないと見えて、
いつも多数いる小型漁船が、ただ1艇のみでした。

潮岬港に近づくと大きな木がういています。アブナイ、アブナイ。
いつもの、海上保安庁の船の前に横付け。
舫い完了して14時。

きのうの洗濯ものが未だ完全には乾いていないので、即、干す。

続いて、大型A-COOPへ食材仕入れ。
戻って、すぐ串本の温泉、サンゴの湯へ

(次の朝、追記)
入港するときも港の前で、大きな材木が浮かんでいるのを避けた。
桟橋にも海から引き揚げた、材木、ゴミがつみあげられれいる。
朝、艇の前に、大きな材木。
おそらく、大阪に大きな被害をもたらした台風の影響か。
南の風で串本港にゴミが流れ込んだのだろう。
大阪湾や瀬戸内海と違い、材木が大きい。当たると危険な大きさだ。

写真:
・串本港に着き、すぐ洗濯ものに囲まれたECHO POINT
・潮岬の白灯台
・潮岬の展望台
・サンゴの湯、
 着けたところから歩いて20分ほど。串本駅の近く。410円。
 名前の由来は不明

・艇の前に漂う材木
・桟橋に積み上げられた材木、ゴミ