DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

蒲江

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2006.8.1(火)朝、古い港町を散策。海から入って右手奥に三角の入り江があり、そこが最も昔からの港町である。細い曲がった路地と小さな家、直ぐ後ろには山。山の際まで家が詰まってならんでいる。瓦ぶきに白い補修がしてある昔からの家は崩れそうな家が2件ほどあっただけであった。しかし古くからの生活の匂いを楽しむことができる。散策の途中、御手洗という蒲江では大きく立派な古い家の隣に王子神社を発見。後ろの山全体が神域となっている。急な階段も心地良い。階段を上り切って右に進むと拝殿がある。約400年前の建物で立派である。手水には常に水が流れ、白いタオルもかけてある。境内全体はよく心くばりされており、神域を感じさせる。社務所には明りと白衣の人影が見え常駐しているようである。賽銭箱は拝殿の中にある。拝殿にあがり、座して参拝。私がお参りしている前に一人、後に1人のご婦人が大変そうに階段を登り、楽しそうに拝んでいた。

写真:蒲江の古い漁師町