DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

野母漁港、暴風圏に入る。台風に強い野母港で台風をしのぐ

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2007.7.14(土)大潮
昨夜は眠れないのでは無いかと予想していたが、風、波、雨も強くなく静かであった。
予報では極めて強い風のなのだが、5時から少し前の7時までは静かであった。今、7時すぎから強い風が時々吹く。ただ、未だそれほどでは無い。
ピークは昼前だったのが、午後のようだ。
昼から夜遅くまでが台風状況となるようだ。
今日は舫いをそのままに、一日船の中のつもり。

8時のテレビ放送をラジオで聞く。長崎県は午後からが本格的な台風の影響が出始め、夜中まで続く。最大風速は陸上で25(20?)M。
大雨の注意を盛んに言うが、今まで梅雨前線の影響によるバケツをひっくり返したような猛烈な雨が無いどころか断続的小雨、今9時少し前一瞬薄日が差したりしている。風は時々強く吹く。

12時ごろ長崎市野母も暴風圏に入る。
13時半ごろより強風が連続的に吹き始める。現在16時30分、現在も吹き続ける。20m位の風かと思ったが、気象庁の測候所が野母埼にあり、インターネットで確認すると1時すぎから風16mが続いている。
ただ、ECHO POINTを舫った野母漁港の海の健康村下の岸壁では船が風をうけるが非常に安定している。その理由を考えるに
1)野母漁港がまれに見る天然の良港で外海の大きい波とうねりが入らない
2)係留した岸壁が北を船首とする
3)風が船首方向から吹いてくる
4)干潮時が2時で、且つ今日は大潮であるため、高い高い岸壁が強風の壁になっている
5)強風時が昼間である
6)雨の災害を先ず報じているのに野母では、雨は全く降らない。時々薄日がさしたりしている
など、好条件が重なり、船が安定していると言える。
ビクン、ビクンと波に持っていかれる例のいやな状況が無い。
それにしても自然は素晴らしい港を作るものだ。
報道によれば今回07年4号台風は7月の台風としては気象庁が観測を始めて以来、最大規模の台風とのこと。九州全域が入る程、暴風圏が大きい。

写真
・船首からの風を示すWINDEX
・強風を防ぐ大潮時、干潮の高い高い岸壁
・右舷側にもやっている船。静かでしょう。16Mの風に見えますか。岸壁も高いでしょう。

警報は9時10分前も以下に同じ。
5時の天気予報を見たあと、警報を見る。
警報は平成19年 7月13日22時45分 長崎海洋気象台発表とある。情報が古いね。警報がこんなに更新されないとは知らなかった。
長崎地区 [発表]暴風,波浪警報 [継続]雷,高潮注意報
 風 14日明け方から14日夜遅くまで 北東の風のち北西の風 ピーク
は14日昼前
   最大風速 陸上 20メートル 海上 25メートル
 波 14日明け方から14日夜遅くまで
   波高 6メートル
 雷 14日夜遅くまで
 高潮 14日12時頃まで
   最大潮位 長崎港 TP上 1.9メートル
 付加事項 塩害 うねり 突風