DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

能登半島のふところ、七尾湾にやって来ました

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2009.7.23(木)
能登半島のふところ、七尾湾にやって来ました。
無風、波ひとつ無くホーホケキョと鳴く鶯の声をあとに九十九湾を6時に出港。
七尾湾に入り6ノットで快走る。10時半ごろアンカーを打ち槍付け。
地元のヨットマンが舫いを取ってくれる。
となりの豪華艇のオーナー落合さん。コーヒーをご馳走になる。

実は私は七尾湾に行ってみたかったのです。
七尾、七尾港。言うに優しく心地よい響きを持った言葉ですね。
行って見たいと思いませんか。
昼食を終わりゆっくりしているところ。1時。

船を着けたところはウォーターフロントの様になっている木のデッキが張られ木のベンチもおいてある散歩道の前だ。
散歩道は直ぐ海沿いの公園につながっており、トイレ至近、水も3分。多分しょっちゅう掃除しているらしくきれいな場所だ。
駅までも10分かからない。非常に便利なところだ。
私は例によって勝手な思い込みで小さなしかしある程度の規模の町で素朴な自然にかこまれたところと思っていたが、予想より都会で残念ながら水はあまりきれいでない。

2~3時間、歩き回っていました。
驚きです。七尾は大きな都市でした。
日本海側では萩と金沢を別にすれば一番大きな都市です。
知りませんでしたねー。
江戸時代は七尾藩があったわけでは無く、やはり加賀藩の所領でした。
ただ、前田利家織田信長から能登を与えられ始めて城を築いたのがこの七尾で今は公園になってます。
その後、利家は金沢も所領として与えられ城を移したわけですが一族がこの七尾の城におり、後奉行所が置かれるようになった。
和菓子屋が多く、街も上品でシャレた所があり、城下町の雰囲気がある。
かなり高級つまり高い土産物屋もある。
昔栄えていた土地というより今も活気を感じる。
北前船で栄えた回船問屋の後が商店として今も使われているところが何軒もある。なかなか雰囲気がある。街の真ん中を流れるみそぎ川の両岸は散策できるように整備され川筋の店は瓦屋根の日本的造りに統一されたいる。

七尾はある程度大きな街とは思っていたので着る物と電池を仕入れる予定にしていた。チョット遠いがユニクロまで歩いて行く。買うつもりのものはなかったが直ぐとなりにヤマダ電機があった。探していたのでラッキー。単三を20本セット2つ、計40本購入。1600円でお釣が来る。前回は瀬戸内海のヤマダ電機で購入した。特別安く売っている。普通で買えば3倍ぐらいする。

大きなスーパー、風呂、コインランドリーを確認。
アッチコッチ行っていたので遅くなり、直ぐ側にある施設、能登食祭市場をのぞき、飛魚を仕入れる。色々売っているが観光用なので安くない。
街に魚屋が何軒もある。昔の東京の風景だ。

写真:
・今朝、九十九湾を出る時この蓬莱島の右手を抜けて行きます
・七尾港に舫うECHO POINT
・七尾の歴史ある昆布屋さん