DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

能生港に移動しました。ここは新潟県です。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

2009.7.26(日)
石川県七尾港から富山県富山湾を飛ばして新潟県の能生港にやって来ました。

きょうは51.5マイル(93km)と久しぶりに長い航海なので3時半起床。
でもなんだかんだといろいろやってしまい、七尾港の赤灯台をかわしたのは6時であった。
能登は雨時々曇りの予報であった。出港する時は曇り、七尾南湾でセイルを上げ始めると雨。でも小雨。その後も小雨や霧雨が5時間ぐらい続く。能生港に近づくと時々雨が上がるようになる。
ただ、日が差すことは無く、厚く黒い雲が上空を覆っている。
晴れていると豪快な山並が見えるらしいが岸さえ見えない。
もう直ぐ目的地と言うとき、雨は上がっていたが前方が白く霧状に包まれてしまう。
こりゃ困った、視界はどのくらいだろうと思うまもなく雨となる白い雨雲がやってきたのだ。
能生港に入る。2時20分。
能生と言っても関東の人は知らないと思います。私も全く知りませんでした。
能生はのうと読みます。いつもの様にゆっくり港を一巡し着けるところを探す。と次第に真っ暗になり風が強まる。アンカーを打ち空いている岸壁に槍付けしたとたんザーザー降りの雨となる。

あれ、新潟の天気予報はこんな雨だっけと思いインターネットで11時の予報をチェックする。夕方からよふけにかけ雷注意報が出ている。雷、突風、雨に注意となっている。少し早めに影響が出たのか。
前舫いを固めザーザー降りの中これを書いている。4時10分。

雨の止み間に能生の町を探索。
能生は面白そうだ。歴史がある。
街に独自の雰囲気がある。
背後の山に沿って建つ家々も独特だ。
降った雨が急流の様に山から流れるのが見える。その水を受けて利用している。

係留した直ぐ上が道の駅になっており、蟹の店がつらなっている。鮮魚店が魚貝海草などを生のまま並べ市場のようになっている。日曜のせいでお客もいっぱい来ている。
能生で獲れた生のホッケ、ホッケって北海道だけにいるんじゃないんですね、ホウボウ2匹、鯛を買ってくる800円。

白山神社という古い神社がある。6時を過ぎていたが歩いてトンネルを抜け行ってみる。参拝。来て良かった。聖地と言える場所に建っている。拝殿は独特の姿をしている。本殿も独自の形態らしい。本殿は室町時代のもので国の重要文化財。能生が非常にふるくから開けていたのがわかる。

写真:
・能生港に舫うECHO POINT
白山神社拝殿
白山神社本殿
・国の重要文化財の表示
・係留した直ぐ上の道の駅。こんなにかに屋さんがならんでいる。
・貝売り場