DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

雨のち出港、柏崎港に着

イメージ 1

2009.7.27(月)
夜中にぽつりぽつりと降り始め、4時ごろより本格的に振り出す。今は強く降っている。
朝の食事と片付けも終わり5時9分。
きのうの予報では午後から雨だったのが朝5時の予報では雨に変わっている。
雷注意報が出ており、県内では、27日朝から夜遅くにかけて大気の状態が不安定となり、雷の発生する所があるでしょう。竜巻など激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意して下さい。とある。
似たような天気予報が続く。
珍しくアメダス、雨雲レーダーを見てみる。コリャーだめだ。この近辺は大きく雨雲がかかっており、しかも激しく降る雲が多く含まれている。

きょうの出港予定は取止め。能生の観光案内を見ていると外から船が着くので移動するように言われる。
急いで離岸作業開始、雨は降っているが小雨。前舫い3本を外し、アンカーをゆっくり手繰る。無事アンカーは上がる。と、どうせなら出港しようと気が変わる。
本来、きょうは出港する予定でいたのだ。
ところがジャンジャン降りで竜巻、突風に注意とあるので止めたわけだ。
7時20分、能生港を出る。
何も出港準備をしていないので針路だけ取って準備を船上で行う。

心配は突風、竜巻だ。
次の泊地、柏崎港に近づくころ左手北に黒い海面すれすれの細長い気球船のような雲が次第に近づいてくる。あと2~3マイル、あと2~30分程度で港に入れる。というところで追いつかれる。黒い雲を空を覆い、風が起こる。波が立ちだす。なんとか柏崎港防波堤の赤灯台を交したとたんズット海面が静かになる。
ゆっくり港を見て廻る。大きな港だ。釣り人がいる新しいきれいな岸壁に何も留まっていない。そこしか空いてないのでとにかく一旦着ける。ビットは250トンと書かれた黄色くて巨大な奴だ。これは漁船が止まる岸壁ではないなと思う。
また、移動するように言われるかもしれないが何しろ空いていることは確かなのでここに舫う。
今、一段落して1時15分。

操船中も今もズット雨。今朝5時の予報では夕方から曇りであったが、いま11時の予報を見ると夕方も夜も雨に変わっていた。

柏崎港の廻りをチョット歩いてみる。
大きな港だ。歴史もある。しかし今は何も無い。店一つ無い。
人が港に来ない。犬を散歩させる人も一人見ただけだ。
散歩する場でないのだ。人の生活と離れれている。
行政がこの状況を改善する必要があると感じたのだろう。
船を着けた岸壁に新しく柏崎地域観光PRセンターが出来ている。

これからだ。

写真:柏崎港に舫うECHO POINT