DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

ウインチ修理に成功

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013.3.1(土)
ウインチの修理に成功しましたので参考までに。
今回の修理成功は澤さん(ご夫婦で世界一周)のアドバイスのおかげです。

私の艇ではメインをマスト下で上げます。
33Fですが何時も手で上げます。
ほぼ昇り切ったところでハリヤードが堅くなるので、
ウインチを使います。
2スピードの遅い楽な方を使います。
所が、普通スピードの方が動かなくなりました。
使わないのでどうでも良い様ですが、
機能が万全で無いのは気になるものです。
分解掃除してみて原因が解りました。
私の艇のウインチは全てバーロウ製です。
ステン製なのですが、メイン用ウインチの内部にブロンズか真鋳が使われています。
パウルを囲む部分が電飾ですり減って、飛び出してしまうと解りました。
スプリングも変形していました。

私は困ると何時も泉大津、ブルーシーガル上田さんに相談します。
しかし、今回は作りものなので澤さんに相談。
澤さんは驚くべき製作能力を持つ。
プロ並みというよりプロ以上です。
先日、長距離航海懇話会、大集合の反省会を澤さんの母港、
古宇ヨットハーバーで泊りがけで行いました。
みんなが酔っぱらう前に持参したウインチの部品を見せ、
どう対処したら良いか相談しました。
そこでの澤さんの回答。
力が掛る所では無いし、パウルが飛び出さなければ良い。
本体が真鋳なのでハンダが着く。パウルはステンなのでハンダは着かない。
ハンダで修理可能。
次が肝心な指摘です。
ハンダごてだけではハンダが着かない。
本体をバーナーであぶってからハンダごてを使えば良いとのお言葉。

実は今日、ご指摘どおり本体を先ずバーナーであぶり、
それからパウルをはめ、ハンダ着けを行いました。
ハンダが着きました。ドンピシャ、パウルが抜けなくなった。
ウインチの各部品を灯油で清掃し、パウルのスプリング部分には専用の油を差し、
残りにはハーケンのウインチ用グリスを塗り、組み立てました。
直ったのですよ。2スピード、両方とも快適に回転する様になりました。

今回の各種メンテは実に順調に進んだ。
気持ち良い。
船内清掃後、今日は珍しく明るい内に食材買い出しに行けた。