DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

豪雨、稲妻、雷、何も見えない

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2013.9.5(木)
熱海→下田35.8マイル(約64km)
ヒヤー、すごい天気でした。
5時の天気予報チェック。
熱海に雷、大雨、洪水注意報
下田をチェックすると
雷、大雨、洪水注意報では無く、警報。波浪警報も出ている。
波3m、後2m。
私は2.5m以上の波の時は出港しない。
スーパーコンピューターの予報を見る。
3m以上の波は早めに移動して行く予報。
私はいつもは予報官の予報を信じて、
参考までにスーパーコンピューターの予報をみる。
今回はコンピューター情報を基に出港。
港内でのメイン揚げに手間取り、熱海白燈台を6時35分に交わす。

豪雨は覚悟してましたが、
川奈の岬を回ったところで、猛烈な雨。
水の中を進んでいる様だ。
周りは全く見えない。
稲妻が何度も走る。
ごろごろいっていた雷が強烈な音を立ててどこかに落ちる。

私は艇に落ちる、いや自分に落ちるのではないかと、ハーネスの金属フックを外す。
でも考えてみれば直ぐうしろ、右舷左舷に鉄のアンカー、
スターンに避雷針の様なアンテナ兼ソーラーパネル支持ステンポール。
こちらに落ちますね。
あせったって、成る様になるしかならないと開き直る。
私はいつも開き直っているが。

無事にすんだが、
私の長いヨット経験でも初めての、なかなかの経験だった。
このあとも何度も何度も猛烈な雨がふる。
一旦やんだかと思う時もすぐ激しい雨が降りだす。

爪木崎を越え、ようやっと下田に入れるなと思った所で、
最後の猛烈なあめ。
なにしろ、雨の勢いで顔に当たると痛いのだ。
水の量では川奈沖の雨の方が多かったが勢いは下田沖が勝る。
雨で顔が痛いなんてあるんだなー。

出港してから下田まで1艇の漁船も釣り船もみなかった。

下田に艇を横抱きしたところで晴れてくる。
マー夕方からまたわかりませんがね。

下田で着けたのはいつもの川横抱き
一番外の艇、ARGO あぃわぃさんに着ける予定で川を登って行くと、
外側はブルーのハルの艇。
オーナーは何処かに行っているかもしれない。
失礼して横抱き。だれも居ないようだ。
ここに一旦横抱きして次の休みに取りに来るのだろうか。
FAIRLADYとある。静岡の艇だ。どこかで見た様な気もする。

濡れたものの整理や後片付けで6時になったしまう。
食材を仕入れ、明日用の食事を作る。
遅くなったしまったが、下田に来て温泉銭湯昭和湯に行かない手は無い。
私としては艇への遅いもどりとなった。


写真:
・先客FAIRLADYに横抱きするECHO POINT。布類は全て濡れてしまったようで干しものでいっぱい。
・私が遠いところわざわざ出かける愛用のきれいなトイレ