DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

私の好きな九木浦着

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

2013.9.10(火)
志摩ヨットハーバー→九木浦 27.7マイル(50km)
曇りの予報が、夜中の2時半ごろより、かなり激しい雨。

いつもの様に4時に起きた時も雨は降り続いている。
食事の準備中に水の出が悪いので、ホースでも外れているかなと思い、
水タンクをチェックして、驚き。
水タンクの下が水につかっている。
かなりの水がビルジにたまっているのだ。
どこからこんなにたくさんの水が入ってきたのだ。
先ず、ビルジを汲みだし、次にエンジンシャフト側の状態をチェック。
ここにもかなりの水。
デッキの下にもぐって、先ず、水を舐めてみる。
塩辛く無い。海水ではないのだ。
これで一安心。直ぐガテンが行く。
きのう、せっかくハーバーにいるんだからと暗い中、ホースをデッキに引いて、
雑巾がけ、水の補給などかなり長くやっていた。
私の艇はエンジンシャフトの上当たりに、デッキ下に入れる大きなハッチがある。
チャンとこのハッチが閉まっていなかったのだ。
それやこれや4時代はすべてこの水問題でつかってしまう。

5時の天気予報をチェック。
三重県は曇り。
それにしても激しい雨だった。まだ降り続いている。
念の為、注意報をチェック。
これまたナント、志摩地方に大雨注意報。
ここは志摩ヨットハーバー。このあたりに大雨がふっている。

いろいろあって、7時15分に志摩ヨットハーバーを出る。
雨は相変わらず降り続いている。
結局、九木浦まで殆ど降り続く。
5時の天気予報では雨なんて書いて無い。
ところがです、ナント、一番下の行に、
所に寄り一日雨とある。それは無いよなー。

追っ手。これが今日の良点。

九木浦に入ると1艇がすでに留まっている。
前が空いている。近づくと舫いを取ってくれる。
この舫いを取ってくれた方が実に偶然、
私のヨットに関する重要な人だったのだ。
それは、006年、初めてのロングで那智フィッシャリーナに入った。
そこでお会いしたのが今回、偶然に再会した森さんだ。
森さんはヨットマンだが、その当時はフィッシャリーナに置いてある大きなモーターボートの
管理を任されているらしく、釣りに出かけては巨大なシイラを釣り、私にも分けてくれた。
そんなこんなで話をする機会があり、森さんが大変なベテランヨットマンと知る。
森さんは非常に穏やかな方で、大変重要なこともさらりと話す。
この森さんとの会話で私はヨットに関する重要な事を知ることになる。
森さんはセイルは小さめに、事前に速くセイルを調節するのが重要だと話す。
私はこの言葉から非常に大きな影響を受けた。
目からうろこが落ちる心持であった。
そうなのだ、セイルを大きく張ることばかりが頭にあったが、小さく張ることこそ、
ヨットの要点なのだ。
森さんは何でも無く話しているのかも知れないが、大変重要なことを学び、
強い印象を受けた人なのだ。

今回お会いした時はすでに7年もたっているので、チョト同じ人とは気付かなかった。
コーヒーを誘ってくれ、かなり色々、楽しく話している内にお互いにその時の人だとわかり、
即握手。
7年前、初めて会った時に、森さんが私の為にヒコーキを2つ作ってくれた。
那智フィッシャリーナに損な人が居ましたと話したとたん向こうも私を思い出したというわけだ。

中村さんは御元気かなとスーパーナカクニに寄ってみるが、今日は不在だとのこと。
よろしく、お伝えくださいと伝言し、野菜を購入。

宮崎船長が見えないので家まで挨拶に行く。
宮崎船長は午前中、用があり、ポンツーンには行かず。
家で網の手入れ中。
奥さんもお元気そう。おかずに、干し魚と冷凍の切り身をいただく。

ビジター艇用のポンツーンがいっぱいの時、満天星さんが港の一番奥、
右手に新しい岸壁が出来、舫いも取れ、空いているとの情報を実際に確認したかったが、
時間が無く、未確認。

写真:
・九木浦に来たら先ず、九木神社参拝。拝殿、本殿とも美しく新しくなっていた。
・奥の本殿
・九木浦一体は巨大な石で造られて居て、水深が深く、いわなので水がいつも澄んでいる
・九木浦を再訪でき喜んでいるECHO POINT
・森さんのSanta maria