DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

瀬戸内海小豆島草壁(内海)港着

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

2013.9.18(水)
徳島港→草壁港37.3マイル(約67km)
5時40分にケンチョピアをスタート、
鳴門海峡のとなり、小鳴門を越え瀬戸内海へ入る。
14時10分に小豆島草壁港に着岸。

本日の子鳴門潮転流時は8時2分。以後、逆潮。
子鳴門の中央に当たる位置への到達時を転流時に設定する。
子鳴門の距離は約5マイル。
艇速5ノットとして子鳴門入口の赤燈台を30分前の7時半ごろと予定。
ケンチョピアから赤燈台までは10マイル程なので約2時間前に出港と予定を立てる。

川をゆっくり下る。
外海に出ると吹き下ろしの様な風。寒い。
冬の服装に替える。
吹き下ろす山も無いのに風がかなりある。
有難いことにクローズホールド気味。波は小さい。
6ノット代の速度。これはラッキーと走っていたが、
何故か距離が稼げない。GPSは対地速度なのでそのまま距離に反映されるはずだ。
だが、距離が伸びない。これはまずい。
セイルはジェノアにして、目いっぱい走る。
7ノット代になる。
子鳴門入口の赤燈台の手前も計画航路より、ズット岸側を走る。
あぶないので水面をズット見ている。
赤燈台の手前でセイルダウン
赤燈台を7:55に通過。予定より25分遅い。あと10分で転流だ。
特に逆潮は無く、設定中央位置に8:20つまり18分遅れ。
次第に0.5ノット位の逆潮が始まり、船首が潮で少しもって行かれる。
前回、水中の草に乗り上げた位置を慎重に通過。
一番奥の水路では2から時には3ノットの逆潮となる。
出口に近づくころは、水が渦巻いている箇所が幾つもあり、避けて進む。
9:05に無事、瀬戸内海へと出る。

景色はとても素晴らしい。

後は20マイル1本なのと刺身を食べたいので、ヒコーキを流す。
瀬戸内海だからシイラはいないだろう、青い魚が掛ると良いなとと思っていたら、
すぐ小さなシイラ。瀬戸内海だから小さいのかな。
直ぐ刺身に。
と、する内、グーと強く引く。
今回の沢山つれたシイラの中で一番大きなのが揚がる。
これまたすぐ刺身に。
もう要らないので、ヒコーキは引き揚げる。

魚釣りと刺身作りに追われて、航海をおざなりにしてしまったので、
小豆島、草壁に入るコースにある小島の右を通るはずが、
コースがそれ、左周りになってしまった。こまったことだ。
かなり時間もろすしたのではないか。

双眼鏡で草壁港を見る。
懐かしい、白い時計台の様な建物が緑の山を背景にみえる。
草壁港は港湾案内にどの方角の風にも耐えらるとあり、
静穏で美しい港だ。

写真:
・転流時少し前の鳴門海峡。鳴門大橋。
・子鳴門入口、赤燈台前。この開けた方向を進むと座礁します。
・いまのところ一番大きいシイラ
・これが草壁港
・草壁港に舫うECHO POINT