DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

関門海峡を越え、遠賀郡 芦屋港へやってきました

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2017.7.21(金)
関門海峡を越え、遠賀郡 芦屋港へやってきました。

神武東征の折、日向を出立したかむやまといわれひこのみこと(後の神武天皇)が、
宇佐を経て寄港したのが筑紫の国崗水門(おかみなと)ですが、これが現在の遠賀郡芦屋です。
何ゆえに神日本磐余彦尊は宇佐から東へ瀬戸内海へと進まず、逆に西へと進路を向けて遠賀に寄港したのでしょうか。
日本書紀の時代から歴史に登場する遠賀郡
私が何度も訪問したい港です。
芦屋の港は漁港ですが、すぐ外は住宅地。
清潔で、文化的な町、歴史に富んだ町。魅力的港です。

バス、電車を乗り継ぎますが、高倉宮という由緒ある神社あり。
当地にも岡湊神社という歴史ある神社が鎮座す。

07年初めて遠賀郡芦屋を訪問
https://blogs.yahoo.co.jp/sa3307/49287004.html
2014再訪
https://blogs.yahoo.co.jp/sa3307/62816924.html

晴天で外は歩けない暑さ。
夕方までテンダーの影の下に寝そべって熱さをしのぐ。
熱海と同じ行動。
夕方6時近く、未だ暑いが食材仕入れに。
ビールより先ず、スイカが食べたい。
諸処仕入れ、艇に戻る。

風呂に入りたくて、薄暗くなっていたが、国民宿舎へ。
ナント、7時で終了。しかたなく今日はあきらめる。
夜になっても熱い。暗い中、カンテラの証明で、デッキで食事。

写真:
・渦潮を8ノットで越えながら、和布刈神社(めかりじんじゃ)に参拝
遠賀郡、芦屋港に舫うECHO POINT
・風呂へ行く時取った夕闇せまる芦屋港。真ん中のECHO POINTが見えますか。19時43分。

航海:
2017.7.21の関門海峡転流時は9:04。転流までは連れ潮。転流後は逆潮。
一番潮のきついV字底部まで田野浦港から5マイル。
スタートは1時間前、8:04。
これが普通の設定。

連れ潮なので、今回は少し早めに関門海峡を通過してみようと決める。
メインは揚げたかったが、関門海峡なので、止められる可能性もあり、セイルは揚げずにスタート。
少し早くスタートしすぎたので、2~3ノットで関門海峡入り口に近づく。
毎年買う「瀬戸内海・九州・南西諸島 沿岸潮汐表」に出ている関門海峡転流時は、
関門海峡東の端、早鞆瀬戸、関門橋の下だ。
この転流時9:04。それを7時45分に通過。1時間19分も早く通過してしまった。
かなりの渦。渦潮一面。艇速8ノット代。
今回の通過で8ノット代は此処だけ。
通過しながら和布刈神社参拝。

以後、ずっと連れ潮で7ノット代ないし6ノット代。
一番潮がきついと思われるV字の底は8時25分~8時45分ぐらいで通過。6ノット代が多かった。

早鞆瀬戸転流の9:04は関門海峡を抜ける2マイルほど手前。
0.5ノット程度の連れ潮であった。

関門を抜ける1マイル前ぐらいで連れ潮は無くなり1ノット弱の逆潮となる。

以上から連れ潮で関門海峡に入る時は早鞆瀬戸転流時の30分前には通過で良いのでは無いかと思った。

遠賀、芦屋港へのアプローチ。
長い防波堤が左(東)より伸びている。
高い防波堤が続いた先に少し低い防波堤が続く。
その先に白い比較的大きな白い燈台があるが見難い。

白燈台を左に見て回り、東に向かう。
最初に船がいない港がある。
その先に防波堤に囲まれた漁港がある。

漁港の入り口は狭い。
左右に燈台も標識も無い。
地元の船は南側岸壁に槍着けされ並んでいる。

いつもは右手、西側岸壁に留める。
船はいない。
ここに一旦槍着け。14:20。

ただ、戻ってくる可能性もあるので、漁協には許可をもらいに行った方が良い。

今回は明日、花火。また自衛隊の訓練が西岸壁で行われるので漁港に入って直ぐ左の岸壁に移動するよう言われた。
初めてのことだ。
ここはいつでも空いているようだ。