DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

八戸一の繁華街からあちこち

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2015.7.17(金)
台風11号の報道が続いている。
八戸では濃霧注意報のみ。波は2m後、2.5m。午前中雨。
後の漁船は今日は出港をしてない。

泉大津や秦さんとこは大丈夫かなー。

公園まで顔を洗いに行こうとしたが、深い霧で霧雨が降っており、艇内で歯磨き。
食事準備中。6時。

石丸のが手に入ったので今日はうどん。
本降りの中、傘を差して6時ごろおかずを買いに市に行く。
道路で売っているおばさん、おばあさんが雨の時はどうするのかを見たかった。
行ってみると簡易テントの様な雨避けをはっているおばあさんもいましたが、
やはり、道路で野菜、果物、魚を売っているおばさん連はズット少なかった。
市の店の状況も解って来たので、いつもの店でヒラメの焼いたの、タコ専門の店で好きなタコブツ、
いつも馬鹿安の果物屋から桃を仕入れる。
全部でたったの580円です。桃が6個で150円てどうなっているんですかね。
ひとには言えないけど、大型スーパーで3日続けて4000円以上使ったりする人間には、
ホント驚きです。まー、日本で一人で食材を仕入れるというのは高くつきます。

すっかり有名になった「みなと食堂」もウイークデイの朝は並んでいない。
今日は昼はここで取ろうと予定していったら、ナント結構並んでいる。
昼はウイークデイでもダメですね。

食事は移動先でと、八戸線、12時24分の電車で二つ目、本八戸で降りる。
六日町(むいかまち)停留所13時5分のバスで南部総鎮守一之宮、櫛引八幡宮へ。
この地域で最も権威のある神社、国の重要文化財
国宝館があり、国宝の鎧が二つあり、国の重要文化財の鎧も二つある。
刀その他の重要文化財も展示している。

バスで本八戸は戻る。
八戸の中心街はJRの八戸駅周辺では無く、この本八戸。
驚いたことに本八戸は大変な都会だ。
大型の店も多く、ウイークデイでも人通りが多い。
今日からお祭りらしく、浴衣姿の若い子やおばさん達が群れをなして歩いている。
この気温では寒いんじゃないかと思うけど。
都会の街だけど道路には屋台が並び、諸々の食いものを売っているし、客が買っている。
なかなか良い雰囲気だ。

私は八戸にいることがうれしい。快適だ。
その大きな原因が八戸が城下町であることによるのではないかと思っている。
本八戸の町名は江戸時代からのものだ。
バス停、六日町と同じ様に、十三町や廿三町など江戸時代のものだ。
また八戸と書いてハチノヘと読みます。じつは櫛引八幡宮へ行くバスは三戸と書いてサンノヘ行き。
多分、一戸、二戸、六戸と全部あるのではないかと思う。

話は飛ぶが、私は自然のみ美しさ、驚きにはあまり感動しない。
そこに文化、人の営みが欲しい。
小笠原を愛する人は多い。確かに自然は魅力的だ。
ただ、そこに歴史が無い。
私の愛する与論島や慶良間の美しさには歴史の背景がある。
強くひかれる場所にはいつも縄文、弥生の時代からの文化があった。
八戸は縄文の遺跡が多数発見されている。

八戸では豪華な山車が三つの神社を廻る八戸三社大祭というのが有名らしい。
長者山、新羅神社
おがみ神社
神明宮
この三つの神社を参拝。

本八戸17時25分の八戸線に乗る。
降りる予定の陸奥湊の二つ先、一度行ってみたかった鮫を目指す。
駅名が鮫。例のジョーズの鮫。行ってみたいでしょう。
3、40年前、八戸に寄るヨットは鮫港に入ったと鮫港で幼いころ遊んだ盛さんが、
案内してくれた。
私は鮫の街も行ってみたかったわけ。
冗談じゃないかと思う、ライオンズクラブ寄付の大きな鮫の頭が駅の前に飾ってある。
町の名は鮫町。小学校の名も鮫小学校。
私は渋谷の上原小学校出身なので、小学校は何処と聞かれると「上小(うえしょう)」と答える。
ここの小学校出身者は「鮫」とこたえるんですかね。
カッコ良い。
4、50分鮫の街を体験して18時31分の電車で帰る。
陸奥湊駅で降り、新井田川に向かうとどうもお祭りらしい。
途中から人混みで進め無くなる。
火を吹く大道芸人のパフォーマンスを見物して、川沿いの裏道から帰る。

諸々の旅行をした一日であった。
私にしては遅い夕食となった。


写真:
・うどんのおかずを市で購入。ヒラメ2枚で220円。タコ210円。桃6個で150円。計580円
 実に美味そうに焼いているので、ヒラメの焼き方を聞いたら、串に刺して炭火で焼いてるそうだ。
・八戸一の繁華街、本八戸
・上に同じ
・鮫に行ってみる。鮫、ジョーズですね。駅名表示
・これは冗談か。
陸奥湊に帰って見れば、お祭り。火を吹く大道芸