DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

ここは青森県、八戸港へやってきました

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2015.7.7(火)
八戸港へやってきました。
ここは青森県

久慈港八戸港 33.3マイル
朝起きると霧。
前の漁協の市場が見えない。
こりゃーまずい。
ご飯を食べている内に晴れて来る。
注意報は濃霧注意報のみ。
しかし、風の予報は9時から10m以上が続く。
今回初めて、レーダーリフレクターをスプレッダーの下に取り付ける
港内でメインを揚げ、6時に外側の白燈台をかわす。

と、見る間に霧が濃くなる。
100m先ぐらいしか見えない。その内、艇のチョット先しか見えなくなる。
何か色が見えると思ったら黄色いブイ。こんな所にあるはずがない魚網がある。
ズット立ってワッチ。最新の注意を払って前方を注視。

急に影絵の様な船の姿。すぐ方向転換。もう一艇が見える。
廻りに黄色いブイ。2艇は止まって、作業をしているのだ。
黄色いブイは作業中の注意喚起のためだ。
とするとサッキ見えたのも魚網では無く、海上作業の印に違い無い。

3時間弱立ちっぱなしで前方注視。
霧は薄くなったなと思ったら、また直ぐ濃くなる。
直ぐ晴れてしまうということは無い、この繰り返しだと自分に言い聞かせる。
塩釜へのアプローチに続き、立ち往生する様な濃霧、2回目。
3時間を過ぎる頃、急に霧が薄くなる。
2マイル弱しか離れていないのにズット見えなかった陸、山、緑が見えてくる。


岸から2マイル位離れているのに旗が50m位横に繰り返し現れる。
時々、右舷側にも出現。
この辺は浅いのかなー。八戸に近づくあたりまで続く。

風は予報より1時間ほどズレテ次第に強くなる。時々スプレーを被る。ヘンリーロイドに着替え。
八戸港に入ってもズット強風。

私の好きな、八戸港新井田側泊地へ。
不思議なことにこの泊地に入ると風まで無くなる。
台風でもここは全く安全なのだ。
懐かしい盛さんにも会える。
と、岸壁に人、あれ盛さんではないか。手を振る。向こうも手を揚げる。
盛さんのおかげで以前と同じ船に横付け。
舫いをとってくれる。
12時15分舫い完了。
盛さんが八戸大橋を車で渡っている時、偶然、下を赤いヨットが通過中で私の船とわかり、
岸壁まで来てくれたのだ。
しばし、懐かしの会見。
風呂その他、近所の最近の様子をうかがう。
後片付け等あり、またゆっくり改めて。
お元気そうでなによりであった。

この泊地は八戸が持つ独特の雰囲気を体験できる。
上陸し、まずは6年前に来た時気に行った店のチェック。
3分の岩手銀行前を右折、飲み屋、「がんこおやじ」JRの下をくぐって、「銭湯柳湯」、
ダラダラ坂を上がる左に「小さなラーメン屋」昇り切って「鯉沼」全て健在。
JR陸奥湊駅を通り、朝市の道に出る。右に進み、「双葉湯とコインランドリー」
朝市の道を戻り、泊地のそばの橋を渡る。
以前作った泊地情報に、サークルKの先、信号3つ目を左い行くと大型スーパーありとある。
そこもチェックしようと歩きだす。
これは遠かった。歩いて行く距離では無い。
私は自分の頭は変なんじゃなかと思うことはシバシバある。
これもその例だ。歩いて行くのは無理と書くべきである。
40分はかかったのではないか。そばまで行って、確かにここに来た記憶がよみがえる。
帰りは近くのJR駅から電車で帰る。

艇に戻り、直ぐ柳湯へ。
湯船でも蛇口からも物凄い量のお湯と水が出る。青森は水が豊富なのかな。
今まで、ちょろちょろしか出ない銭湯も多かった。
あー、さっぱりした。となりにコンビニあり、いつもの物を仕入れて艇に戻る。
慌ただしい一日の終了。

写真:
・八戸、新井田川に舫うECHO POINT
・泊地の前にある男山の建築物
・今年初めて使ったレーダーリフレクター