DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

雨漏り3箇所チェック

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2015.12.21(月)
予報では午前中雨だが、東の空に星が輝いている。
きのうより少し暖かい。
ご飯は炊けて、お茶を飲んでいるところ、5時25分。

午前中雨の予報が良い方にハズレ、気温も高く青空も時々のぞく。
懸案の雨漏りチェックを開始。
雨漏りは3か所。
○マストまわり
○ジブセイルスライダー下
○ソーラーベンチレーター
どれも原因を確定出来た。
雨漏りの元を見つけるのは先ず、不可能と言って良いほど難しい。
雨漏り個所の追跡。
雨漏りを想定される場所の近辺に水を掛け続ける。
艇内の天井板を剥がし、どこが濡れてくるかを見つける。

1)マストまわり
  激しい雨の場合、マストの周りを水滴が落ちてくる。
  私の艇はスルーマストなので、普通はジャブジャブ雨が入って来て、後でビルジに溜まった雨水を排除する。
  その対策としてハワード氏のサクセスフルクルージングに記載されている方法で艇内に雨水が入らない様、
  工事してある。
  マスト根元にシャワー水流を掛け続ける。
  天井板を外し艇内から見上げるとマスト周りから水滴。
  とすると、マスト周りのコーキング劣化しか考えられない。見た目には水が入るとは見えないが。
2)ジブセイルスライダー下
  これは先日大掃除した時、天井板の一部が水滴に寄ると思われる劣化箇所を発見。天井板を外す。
  この天井板には電気配線を通す穴が空いており、外せない。言い直すと配線以来外した事が無い天井板だ。
  15、6年外して無い。板を切って外す。
  上から水流を当てる。
  ジブセイルスライダーを留めているボルトの1本の先に少しずつ、水滴が大きくなるのを確認。
  この箇所が一番難物と予想していたが速く発見出来た。
3)ソーラーベンチレーター 
  これは私が寝る際の顔の真上に設置されている。
  豪雨の際、寝ていて、突然水滴が顔の上に落ち、びっくり仰天となる。
  このベンチレータは古いのが壊れ、WESTMARINEから取り寄せた。
  設置後、やはり15、6年経つが、充電式の電池がいまだに活躍して、晴天の際は勢い良く廻る。
  取り次げ後、始めて分解取り外し。
  原因は付属の黒いパッキンの劣化であった。コーキングで処理するつもり。

この辺まで来て、お昼。
早飯を食べて直ぐ、マスト周りの古いコーキングの削り取りなどしている内に上空が真っ暗。
南の強風、次に雨が降り出す。
直ぐ止むだろうと思っていたが、強風も雨もズット降り続く。
5時ごろまで雨で、暗いし濡れてはコーキング材は使えない。
雨漏り対策作業はこれで中断となった。

写真:
・マスト下にシャワー水流を掛けているところ
・マスト根基を天井板を外して点検
・大掃除で発見した板の劣化
・水流をあてる
・ボルト1本の先に次第に水滴が膨らむ
・ソーラーベンチレーターを分解取り外し。ゴムの劣化を発見
・掃除したところ