DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

音戸の瀬戸を越え、大三島宮浦港へやって来ました

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2016.8.25(木)
広島観音マリーナ→大三島宮浦港 36.3マイル(65.3km)
このコースには有名な音戸の瀬戸がある。
最狭部60m、急激にカーブしており、先が見えない。
潮流が早い。行き会い船多数。大型本船も通る。
大型船が通る時は行き会いできない。
平清盛が人工で切り開いたという言い伝えがある。


観音マリーナ出てからズット左右の陸から連絡船がショッチュウ行き来する。
航路を横切る船の往来は音戸の瀬戸まで続く。
本州側はズット工場地帯。右は島。
針路を横断する船だけでなく、前から後ろから本船、その他が行き来する。
軍艦も二隻前からやってきた。右は江田島なので軍関係の基地があるのだろう。

こんなに多数の大型船が音戸の瀬戸で行き会うとどうすればいいのだろうと心配になる。
ところが、私が音戸の瀬戸を通過する時、不思議なことに1艇も前からこないし、
後ろからも船が無い。あー、ついてるなー。
と思いながら最後の難所、急カーブ、最狭部を通過しようとした時、
左端に大型観光船の頭が見える。
なにしろ直角の様に船が入ってくるので見えないのだ。
ヨットを出来るだけ右に寄せる。狭いぎりぎり。
向こうの宮島行き大型観光船もこちらに気づき、大きく右にカーブ。
かなり接近して行き会う。でも無事、音戸の瀬戸を通過。

音戸の瀬戸をこえ、大三島に向かうと、一変する。
いかにも瀬戸内海らしい穏やかな緑の島が続く。気持ちの良い航海。

女猫瀬戸をすぎると本州側に巨大客船が2艇留まっていた。メンテか。

相変わらず直射日光が当たると猛烈な暑さ。
広島観音マリーナ内でメインを揚げ、7時25分スタート。

音戸の瀬戸の転流時:
音戸の瀬戸の転流時は諸資料を見ても明快でない。
私がよく引用する航路誌でも訳のわからない説明があり、いつ転流するかは明記されていない。
調べた結果だけを記す。

呉の満潮時から1.5~2時間後、以後は南流(北から南に流れる)となる。
呉の干潮時から1.5~2時間後、以後は北流(南から北に流れる)となる。
呉の干満が基準となる。上記の転流時が一番穏やかとなる。

写真:
大三島宮浦港の立派な桟橋に舫うECHO POINT
 かっては、ここに留めるなどとんでも無いことであった。
 橋が通じて、連絡船がこなくなり桟橋利用が激減した。海から見て桟橋右側にヨットを着けられる。
 料金、2泊でナント、15円!!!
大三島手前の美しい島
・航路景色
・上に同じ
・18時36分、日が沈んだ瞬間
・19時5分の夕暮れ