DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

特別愛するパールシーへやって来ました

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2018.8.5(日)
好きな泊地は色々あるが、特別に愛するパールシーへやって来ました。

2018.8.5の平戸瀬戸転流は10時32分。
転流までは連れ潮。
南流は北流より弱く、連れ潮なので、1時間前に出港と決める。

港内でメインを揚げ、平戸白灯台を9時20分に通過。
平戸大橋まで大橋を出てしばらく、潮のキツイ、波立ち、艇が左右に取られる場所が何か所もあった。
そういう場所ではティラーをオートパイロッテから外し、手で操船。

平戸大橋を出てしばらくまで、本船全く見ない。
本船とは今回は会わないのかと思った。
残念ながらそうはいかず、大型船が真後ろからやって来て、ダンダン近づいてくる。
かなりギギギりなので、少し針路を譲る。
本船がECHO POINTを追い抜いたところで、計画航路へ戻る。

後、もう一艇、先ほどより若干小さい本船が後ろから近づいてくる。
この艇は私の計画航路より内(陸)側、を進んで来た。

大橋を過ぎてしばらくまで、1.5ノット連れ潮。
転流の時間の10時32分を過ぎると、弱い逆潮に変わる。

南に進路を変え、進んでいると、大きなモーターボートが前方に見える。
と、ダンダンこちらに近づいてくる。
時々、こういうモーターボートがある。
こちらに向かって接近してくる。
マズイなーと思っていると、
突然、マイクで「ドンさーん!」と呼び声。
びっくりして、モーターボートが見える位置までデッキを進む。
「ドンさん」と言うのは私の中学時代の呼び名。
また、職場でも親しい人からはドンさんと呼ばれていた。
いったい、誰が乗っているのか。
と、「HAPPYでーす」とマイク。
あー、私の航路情報通り進んで無事、パールシーに入れましたと、書き込みがあった艇だ。
確かに、私の泊地情報、航路情報は「Donの」と頭についている。
そう言えば、どこかの港であった人にドンさんですかと声を掛けられたこともある。
ドンさんと呼ばれる範囲が拡大したな。

モーターボートオーナーで泊地情報、航路情報を読んでいる人がいるんだ。
それにしてもかなり若いオーナーに見えた。金持ちと思われる。
大型モーターボートで日本周遊は燃料費が大変な額になると思う。

パールシーへの航路は、以前は「浮瀬」の内側を通ったが、昨年それはマズイと解り、外を通る様に変更。
今回はこの変更した新しい航路を進む。正解。
あと、パールシーへ近づいては、2つのハンディGPSを手に持ち、慎重に進む。
計画航路通り進み、無事、パールシーへ到着。
でも、やはり神経を使う。
普通は知っている艇の後について行かないと入れないマリーナです。

ハーバーマスターに電話。
マリーナに入ってすぐ、左側の桟橋に着けて、と言われる。
入り口を入るとすぐ。長い桟橋の先端が四角になっていてそこに横付け。
舫い終わって13時35分。

昨年は契約艇の間の空いているバースに槍着けだった。
去年より艇は増え、空いているバースが殆ど無いように見える。

子供や親が楽しそうにカヌーを操っている。
実に気持ちの良い光景だ。

何が私を引き付けるのか。
景色で言えば、瀬戸内海や紀伊半島にかわらない。
人間の目は非常に良いので、違いがあるのかもしれない。
しかし、セイリングしながら、そうか、光が違うんだ。
と気付く。
紀伊半島とも瀬戸内海とも違う光に満ちている。
その光が私を景色の中に同化する。

チョット書いておいた方が良いかな。
マリーナのすぐそばにホテルがあり、温泉のみも入れる。
夜遅くまでやっているので、暗くなってから出かける。
このホテルは、なんかお化け屋敷の雰囲気がある。
入浴料は60才以上でも1100円と高い。去年はもっと安かったと思う。
浴衣と湯上りタオル、手ぬぐい付き。
そのタオル類が清潔さを欠き、とても使う気にならない。
温泉内は暗く、床はヌルヌルして、全体に掃除をしていない。
夏休みの日曜なので子供連れの親子が結構入っていたが。
昔マリーナに来た時はもう一つのホテルの風呂に入る事が出来た様な記憶。今はダメらしい。

写真:
・パールシーに舫うECHO POINT