DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

私の大好きな牛窓旧港にやってきました

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2017.6.27(火)
4時代に魚市場の横にある流しからポリタン2個、3ガロンボトル1の水を仕入れる。
ここは瀬戸内海、干満の差が激しいので、重い荷物積み込みにはテクニックを要す。
早朝から働いてしまった。

きのう、PCに遅くまで向かっていたのと、次の港まで近いこともあって、
いつもより少しゆっくり。
アンカーを揚げ、港内でメインを上げ、漁港の小さな燈台を7時7分に通過。
波も無く、風も微風。
最初は陸風、そのあと南の風。
風弱く、ゼノアを張ったり、巻き込んだりを繰り返す。

本船航路では無いのに、進行左(南)沖、本船が次々通っていった。
このコースは大型船も漁船も全く行き会わない。
ゆっくり帆走を楽しめるコースだ。瀬戸内海では珍しい。

牛窓の一番狭い瀬戸に何艇も船。
ゴムボートもいれば、かなり大きな釣り船?など、
多分、潮の急流は魚が良く釣れるのだろう。

いつもの様に牛窓、旧港、県営浮き桟橋に船を着ける。
後ろにも船が留められる様に舫う。
舫いを完了して11時15分。

昼食後、チョット農協の野菜販売所をのぞき、きゅりと玉葱を購入し直ぐ艇にもどる。

荷物を下ろすと、すぐバス(170円)に乗って紺浦で降り、昨年見つけたコインランドリーへ。
ここも、ソフター自動投入で私は好まないのだが、背に腹は変えられない。
洗濯が必要。
乾燥はせず、バックに入れ、歩いて帰る。

途中にある唯一のスーパーを除いてみると牛窓産「このしろ」、
以前魚に詳しい人がコハダの大きいやつと書き込んでくれた。
めちゃくちゃ安い値段で売っていたので仕入れて帰る。

艇に戻り、魚をさばく、ウロコ取りでウロコをとり、内臓、エラを取り出し、綺麗に海水であらって冷蔵庫へ。
今、以上の作業がおわり、これを書き始めたところ。4時半。

17時半ごろから涼しくなり散歩。
艇を舫っているあたりは、江戸時代、朝鮮通信士が立ち寄った歴史と繁栄を感じる所。
さらに、海に沿って牛深瀬戸の方へ向かうと、これまた江戸時代以降、明治大正昭和と造船で栄えた地域。
風に吹かれながらかって、造船で栄えた地域をアチコチさ迷う。
草木造船はまだ健在であった。
かって木造の大型船を建造し、瀬戸内海で名を馳せた造船所。
10年前、沖縄からの帰り道、ここの社長から諸々の貴重な話を聞くことができた。
その時すでに80才は過ぎていたと思われるので現在は息子さんがついで居ると思う。
この近辺にはかっての牛深の繁栄を留める建築物が多数残っている。

牛深は自然の美しさは勿論、文化度の高さ、美しさへのセンス、豊かな歴史を感じさせる。
気持ちの良い散歩であった。

写真:
牛窓、旧港、県営浮き桟橋に舫うECHO POINT
・さばいた牛窓産「このしろ」4匹で130円。
・かっての繁栄を残す、個人住宅