DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

牛窓にやって来ました

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2018.6.26(火)
私の愛する港の一つ、牛窓にやってきました。
朝鮮使節の船団が寄港した程、穏やかな港。
歴史に満ち、文化を感じる牛窓。心休まる港です。

航海:
相生港→牛窓旧港 20マイル
アンカーを揚げ、メインを港内で上げ、小さな赤灯台を6時に通過。
相生港内を進むが、漁船も本船も全く出会わない。
静かそのもの。

相生港を出て西にコースを取ると、設定航路上にかなり大きな平べったいものが見える。
双眼鏡で見ると、筏であった。
右に避けて進むと、陸のそばにももう一つ、筏あり。
さらに、筏注意の為か、かなりの間隔でブイがいくつも見える。
一応注意して、ブイとブイの中間あたりを通過。

相生港と牛窓との間の航海は瀬戸内海で特別の意味を持つ。
瀬戸内海は確かに穏やかで景色が良く、気持ち良いのだが、
前から、後ろから、左右から斜め後ろから、巨大船、小さな漁船等がひっ切り無しに行き来する。
前方が隠れ、あぶなくてジブを上げられない程だ。

ところが、この相生、牛窓間は本船は遠くを通り、近くに漁船皆無、自然は美しく穏やか、
緑の山並み、入り組んだ湾、遠くの島、という特別の航路なのだ。
私はこの航路ではエンジンを止め、瀬戸内海本来の帆走を楽しむ。
ここ以外にこの様な場所を知らない。

残念ながら今日は無風に近い微風なので、帆走のみでは1~2ノットしか出ない。機帆走で進む。
今日も霧が出て遠くは霞んでいる。
今回初めて、本船が停泊しているのに会う。

牛窓瀬戸を通過し、いつもの牛窓旧港、県桟橋に着ける。
江戸時代、朝鮮通信使の船団が停泊したのはこの地だ。

以前、地元の人から出来るだけ前を空けて止めてくれと、言われたので。
艇を出来るだけ後ろに舫う様、舫い調整で時間と取り、舫いを完了して、10時30分。


今日は火曜で観光案内所も休みだ。
それだけでなく、今までにないほど、ひとけが無い。
人をあまり見ない。
人口が極端に減っているのか。18時半。

写真:
・今日は霧。
 牛窓に入る手前の牛窓瀬戸はこの間を進みます。急流です。
 瀬戸ですが、それほどではなく潮どまりを調べずに入っています
・船で近づくと港の上に三重塔や由緒ある寺が見えます。
 江戸時代に作られ、国の重要文化財。朝鮮使節団の宿泊所でもあった。
牛窓県営桟橋に舫うECHO POINT
牛窓の欠点は食材仕入れの店が無いことだ。
 牛窓ヨットハーバー入り口近くに小さなスーパーがあるのみ。遠い。
 ただ、近くに現地農産物販売所があり、ここの野菜は新鮮で安い
・今日、仕入れた野菜。これで430円。
 クルージングと称し、この人はいったい何をしているんですかね。