DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

平戸に移動しました

イメージ 1

イメージ 2

2018.8.19(日)
平戸に移動しました。

2018.8.19の平戸瀬戸の転流は11時2分。
面高から平戸まで21マイル、航海4時間として7時に出港。

面高を過ぎて、すぐ昨日会ったビルの様な巨大客船に遭遇。
丁度前からやってくる。変針。かなり大回りして避ける。

やがて、九十九島を通過。
何が私を引き付けるのか。
どこにも無い、ここだけにある美しさ、快適さ。
逆のコースを来た時、気づいた。
光が違うのだ。
今回、それに加え島々の緑と茶系の地肌が何か異なっている。

台風で依頼された回航艇か、ジブもメインも付けない艇が何艇か向こうからやってきた。
セイルを張った艇もいくつか見た。
不思議なのはこれ等の艇は平戸瀬戸転流の2時間ぐらい前に通過したことになる。
平戸瀬戸を通過するとき、転流は意識しなくて良いのか。

平戸大橋が近づくころ、本船は向こうから3艇やってきた。
後ろから追い抜いて行った本船はなかった。

瀬戸大橋をくぐる時、10時50分。
転流時間直前だが橋の下あたりから艇が左右に持っていかれる。
ティラーをオートパイロットから外し、手で操船。

予定どおり、ほぼ転流時に平戸港に入る。
いつもは屋根のある桟橋の右側に着ける。
屋根が日を遮ってくれ、直射日光が当たらないだけ、非常に快適なのだ。
ただ、今日は燃料入手の為、奥の桟橋に着ける。
舫い終わって、11時20分。

昼食後、先ず燃料入手。
そのあと食材購入に。

長航会メンバーの艇「YUKIKAZE」がやって来て、同じ桟橋に着ける。
雪風ていっぱい居るでしょうと弓削で話した時、
それで艇名は「雪風」では無く「YUKIKAZE」にしたとの事でした。
仁尾マリーナに居たが、今はパールシーにマリーナを移したとのこと。
平戸瀬戸の転流の事を聞いたら、今日は大潮でなく、潮がそれほど早くない。
それだから転流時でなくても通過は出来る。
しかし、潮の早い時は転流時通過を絶対まもらないといけないとのことであった。
確かに、平戸瀬戸の今日の最速は2.8ノット。表を見ると早い時は5.3ノットというのもある。
私は今まで通り、転流時に正確に合わせて通過しよう。

風呂に入りたい。
6時半頃、目の前の山の上にある大きなホテルに出かける。
何回か今日は立ち寄り湯はやっていませんとあってこのホテルの湯に入れないでいた。
今回はOK。800円。
露天風呂とビルの最高部9階にある風呂がある。
高い所に入る。

帰りはもう真っ暗。
艇まで来ると、Donさんですかと暗い中で声が掛かる。
ブログを見ている方がわざわざ訪ねて来てくれた。

佐世保のパールシーのそばのマリーナに艇を置いているそうだ。
いくつか話題になった。
驚いたのは白山陶器森正洋氏がご自分のヨットを持ち夫婦で乗り、楽しんでいた。
これはうれしい情報であった。
来艇の方はその当時、ディンギーに乗っていたが、森正洋の艇にも乗せてもらったそうだ。
今朝出港した面高港はハウステンボスの奥のマリーナのメンバー達が良く利用しているとのこと。
何と言っても近くて、転流時に合わせ易いから。
「ツルベ」も話題に。私が平戸の大きな船具屋で買ったツルベは日本一のバケツ屋の物だそうだ。
バケツには「萬年」と赤字で屋号の様なのが書かれている。

今日は、ブログを見て、車で面高港に向かい、いないので、
その後、ブログで平戸に移動したと解り、此処までやってきてくれたそうだ。
恐縮。

写真:
・燃料購入のため、古い桟橋に着けました。目の前がスタンド
・これが平戸大橋。この下は潮がキツイ。