DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

阿尾港に移動

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2018.9.27(木)
泉佐野から阿尾港に移動しました。
泉佐野→阿尾港 39.4マイル。
実は、このコースは今朝、急に決めました。

当初の予定では泉佐野の次はマリーンシティ2泊でした。
マリーナシティでは情緒溢れる町、黒江にいきたかったのです。
町の雰囲気も風呂屋も良い。
なにより、明治ないし江戸の良いうつわが手に入るのです。
春に寄った時も何点か購入。
帰りも寄って物色するのを楽しみにしてました。
マリーナシティの次に阿尾港、次に綱不知の予定だった。

しかし、台風が近づいている。2泊はマズイのでは。
そこで、きのうマリーナシティに1泊で予約を入れました。
マリーナシティからは、阿尾港に寄らず1本で、綱不知を目指す予定としました。

朝起きて、台風情報をチェックすると、趣味にかかずらっている時では無い状況です。
マリーナシティから綱不知までの途中に難所で有名な日ノ御崎がある。
距離も40マイルを超える。明日は海況がどうなるか解らない。
そこで、ふと思い出した。
何年か前、碧南の川村さん、泉佐野のMarinoさんと3人で泉佐野から阿尾に直に行った。
楽しい船旅だった。
そうだ、黒江をあきらめ、直に阿尾に行き、明日の綱不知までの距離を出来るだけ短くしよう。
と、方向転換。

私は航海に当たって、バカに詳しい航路情報を作る。
この際は以前のデータがそのまま使える。
すぐプリントアウト。
この航海データを元に阿尾へ出発。

航海:
泉佐野→阿尾港 39.4マイル
予報では北の風、海上ではやや強い。やや強いとは10m。
追っ手だから大丈夫だろう。

港内でメインを揚げ、7時30分、泉佐野の赤灯台をかわし7時30分スタート。
関空の橋は今、マスコミを騒がし話題だ。
地元のヨットマンに聞いたらタンカーがぶつかったのはズット飛行場寄りで、
橋中央の通過は全く問題ないとのこと。無事通過。

漁船はいつもより少ない。
淡輪の前に漁船団がいたのみ。
たまたまそばを通り、2艇が右と左で赤と緑の旗を揚げて並んで走っている。
双眼鏡で見ると、2艇で網を引っ張っていた。
この2艇のみであった。

大阪湾内は静か。
加太瀬戸は、きのうKoheiさんが転流時を調べてくれたら転流に近い時間に通過の予定。
今までで一番静かな加太瀬戸越えであった。
本船と必ずミーティングするが、今回は後ろから追い抜いて行った本船1艇のみ。
それも距離があったので楽な気分で瀬戸を通過。

加太瀬戸を超えるころは、いつも地元漁船が多数いるのに今回は数艇のみ。釣り船か。
後、阿尾に向かう海峡は波静か、風弱いと予想に反し、静穏な航海。連れ潮が0.5~1ノットあり。

阿尾の手前、8マイル程からうねりが出る。
阿尾近辺も懸念した程の悪い波は無く、無事阿尾港のいつもの岸壁にスターンアンカー槍着け。
舫いを完了し、15時。




写真:
・阿尾港に舫うECHO POINT
・途中に、今話題の関空、の橋があります。通れました。
・出港時は雨だったが、次第に晴れる。17時44分の空。
・使用予定だった航海計画
・急にプリントアウトした航海計画