DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

九木3。九木神社

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2006.5.20(土)6時過ぎ、素晴らしい朝。九木はいつも気持ちが良い。雨が上がり、予報に反して所々に青空が見える。手のとどくような低いところから山や谷にかかるもや、雲、かすみ。もれ差す朝日。美しさ限りなし。海岸に沿って一回り散策後、さわやかな気持ちで、九木神社に詣でる。六百七十年前に創祀。思ったより新しい。この辺の神社はもっと古いのではないかと思うが。後醍醐天皇後村上天皇に使えた藤原隆信が九木港に城郭を築く。その嫡子隆治が千三百七十五年ごろ九木神社をたてたと解説にある。初めは九鬼城内に祀り、千六百六十二年に現在地に遷座する。その際、この地の産土神若宮八幡と国柄明神と供に一社に祀ることとなった。菅原道真天満天神。海岸に接し全体が神域の森となっている。まっすぐ森を石の階段づたいに登る。社は西向き海に向かって立っている。静かで心改まる神域。手水に手拭の紙が設置してある。床しいことだ。見たのは初めてである。大漁や長寿、縁結びの祠にも詣る。清潔な心持で朝日を背から受ける石段をおりる。次に藤原隆信が九木神社と同時に立てた真巌寺にも詣でる。町の背後、山を背にして立つ。美しく繁茂する巨木あり。
朝5時。台風は熱帯低気圧に変わったが強風波浪注意報は続いている。昨夜12時ごろ雨除けのテントが風をはらんでうるさいのでカッパを着けて外に出て外す。雨も風もそれほどではなかった。朝5時ごろ雨が止んでいるので顔をあらいに水道の所にいると突然また雨が降ってくる。