DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

中之島→口之島

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中之島→口之島
2007.6.8(金)
朝、6時ごろ隣の船の船長が現れ、少し話す。網にかかったばかりの飛魚を5匹ほどくれる。直ぐ冷蔵庫へ。親切な船長だ。
中之島から口之島へ移動。
距離が15マイル程なので、楽な航程。
昨日、一昨日の教訓を基に完全装備で口之島に向かう。どんなに静かな予報でも向かい風の時はスプレーをあびると想定して用意する。カッパを上下着る。港湾案内と航路計画はジッパー付きのビニール袋に入れ濡れるのを防ぐ。GPSプロッターの背後はビニール袋でカバーする。などなど。
ところが、最初の航程では登り気味ではあるが風上から風を受け、帆走にて快適に走る。万端容易した場合はとかくこのように無駄になるものなのだと自らに言ってみたりする。ところが航路が少し風上に変わると昨日おとといほどではないが予定どおりスプレーがかかってくる。これで良し。7時15分前ぐらいに中之島を出て、9時半ごろ口之島に入港。

前回来た時も感じたが実に殺風景な島だ。人が一人もいない。フェリー待合所に人がいないだけでなく、島の案内が無い。島にとって唯一の港であり情報と人と物の到着点フェリー乗り場にも、港のどこにも島の案内が皆無である。不思議な島だ。
集落はかなり離れたとても歩いては行けないところにあるようだ。案内が無いのでしかとはそれも解らない。