DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

エンジン部品マニュアルを入手しよう

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2007.9.5(水)
福岡、北九州に雷、波浪注意報。
天気晴れで暑い。
10時前にいいよねっとからハンディGPS到着。今、最初の位置測定をしている。最初だけ10分ぐらいかかる。

ヨットオーナーは何でも自分で出来なければならないことになっているが、今回のような配線交換までやったことのある人は珍しいと思う。電気に詳しいんですかと驚かれることがある。そうでは無く、手元にヤンマーのエンジン部品マニュアルをもっているから可能なのである。ヨットオーナーの方、多分持っていないと思いますが是非入手されると良いですよ。それを見て、いつも修理屋さんでは無く、ヤンマーに直に部品番号で発注し取り寄せてます。配線セットも冷却水ポンプも計器板のメインスイッチもすべてそのやり方です。
ただ、ヤンマーに電話してもマニュアルは素人には分けてくれないと思います。親しいメンテ業者に頼んで入手するのが良い手です。私は母港熱海の熱海マリーンサービスの大ちゃんに頼んだら約100ページある全てのページをコピーしてくれました。大ちゃん、非常に助かってます。

部品を入手できても確かに取り付けは色々思考錯誤を必要とし、面倒です。でもそれも楽しみ。

今日は電気メンテ日であった。

<エンジン電気配線セット交換>
4日ほど前、ヤンマーからエンジン計器板へのエクステンションコードを購入し、新品と交換したがまた接触不良が起きる。
そこで、手を出さなかったエンジンとの接続部分の電気配線を新品と取り替えることに決定。この配線セットはいずれ新品に交換したいと2~3年前に購入済み。ただ、この配線は油圧計、水温計、回転数計、エンジン始動モーターなどなど10箇所以上エンジンと接続する必要がある。接続のやり方がそれぞれの箇所によって異なる。素人にできるだろうか。難しいことは確かだ。
現在着いている配線を1個1個はずし、接続部分をすべて清掃とサンドペーパー、やすりがけを行い、新品に交換する。
全て交換し終わってからエンジンスタートをテストする時は動かなかったらどうしようと不安がいっぱいであった。無事スタート。

<バッテリー切り替えスイッチ交換>
次にこれも2~3年前、WESTMARINEから取り寄せたあった、新品のメインスイッチに交換する。
このスイッチは高容量に対応しており且つAFDというエンジン作動中に間違ってバッテリーとの接続を切ってしまってもダイナモを破壊しない機能が着いている。
交換に当たって取り付けボルトのパイが9.2ミリぐらいあり、エンジン接続極太線のターミナルも入らないので電動ドリルで穴を広げたり、細い配線用に急遽10パイのターミナルをホームセンターに買いにいったり、と忙しかったが無事交換を終了。

電気工事を終わり、急いで早飯を食い、忘れ物をとりに前原という所にあるバスの営業所に行く。行ってみるとバスは終了しているし、営業所の電話も通じない、営業所が遥か遠くにあるなどいろいろあった。結局タクシーを使い、忘れ物入手の為、4000円も使ってしまった。この忘れ物、アウトドア用の帽子は石井スポーツで7500円だかしたものだが非常によく出来た帽子でヨット乗船時用と外出用に2つを持っている。なんとか取り戻したかったのと時間を無駄にしたくないので今日入手を済ましてしまいたかった。帰りはついていて、駅につくと30秒ぐらいで電車が来て、電車を降りると1分ほどバスの出発時刻を過ぎていたがまだバスが居り、走って飛び乗った瞬間発車。船に8時20分ぐらいに着くことが出来た。

今日も一日忙しい日であった。

写真:
・エンジン電気配線セット。
・最近交換した、配線セット3種。左よりエクステンションコード、エンジン取り付け電機配線セット、 春に交換した計器板 内配線セット
・新しく取り付けたBLUE SEAのAFD機能着きバッテリー切り替えスイッチ。
・取り付けた状態と旧日本製スイッチ