DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

金刀比羅宮に参拝

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2007.105(金)
今日は金刀比羅宮に参拝に行きました。
時間があるのでゆくり丁寧に金刀比羅宮に参る。

艇を留めているところから15分ほどでJR多度津駅
3駅15分ぐらいで琴平駅に着く。あとは両側に店が並んだ有名な長い階段を3~40分登っていく。結構きつい。

海上安全の札も古いのを納め、新しいのを拝受しました。御朱印も受領。
海上安全の札は30年前、
私が始めてヨットを持った熊沢の木造25Fヨットに付いていたお札をその後買い換えた艇に引き続きつけていていました。
3年ほど前、虎ノ門の金毘羅さんに行ってお札を新しくしようとしたところ、
これは讃岐の金刀比羅宮のお札なので水道橋にある金刀比羅宮に行ってくださいと言われ、水道橋まで行って新しいのと取替えた。今回は讃岐の金刀比羅宮本体に行ってお札を受取ることが出来た。

今、たまたま金刀比羅宮の書院を公開しており中をみることが出来た。
若沖の素晴らしい作品がある。壁面中というか室内中が若冲に描かれた部屋がある。
素晴らしい作品だ。
こちらの方が有名なのだろうが円山応挙の作品による部屋がいくつもある。
没年に近い応挙最晩年の作品であった。
私は応挙晩年の作品は関心しない。
ただ、文化遺産としてこれほどのものがある書院とは驚きであった。庭も良い。

もお一つ驚いた。田窪恭治の壁画が現在進行中であった。
見事なものである。田窪恭治の作品は未だ若いころフジテレビギャラリーで金色のオブジェを発表した居たころから知っていた。
その後、テレビでフランスの古い教会の再生を一人で長い年月かけて行っているというのを知った。
この仕事も心引き付けられるものであった。
それが今は日本に戻って、金刀比羅宮若冲や応挙と並んだ壁画を進めているとは驚きだ。
係りの女性に尋ねたところ、今は作品を描くためもあるが良く金刀比羅宮に来る。
昨日も書院においででしたとのことであった。宮司と同級生で今は金刀比羅宮の美術顧問をしているとのことであった。

夕方、丸亀まで電車で行き、丸亀美術館の裏にある銭湯に行く。
なつかしい銭湯で気持ちよかった。刺青の人が二人いたが特に普通であった。
丸亀は城下町なので落ち着いていて良い。丸亀にヨットを着けられないのかなー。

写真:
金刀比羅宮本宮 拝殿 
・本殿
・旭社
・書院
・境内からの遠景