DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

昨年寄るつもりで通過してしまった錦湾にやってきました。

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2007.11.1(木)
昨年、熊野灘を巡航するに際し古和浦の次ぎに錦湾を訪ねるつもりが飛ばして、引本港の奥、矢口浦へと進んでしまった。帰りには寄りたいと思っていた願いがかなった。
今日は雨の予報で、九木浦の宮崎船長にも雨なので、2日に移動する予定だといっていた。宮崎さんはいいよ、いつまでも居れば良いとうれしいことを言ってくれた。
昨夜は雨が降らなかった。朝になっても降っていない。イセエビの網を手入れしているおばさんが昨夜は雨だからと夜中に網をあげに行ったと言っていた。

朝起きて雨が降っていないとつい出港したくなり、9時少し前に出港する。宮崎船長に挨拶してから出発したかったが定置網に行き不在で、一人出港する。出港するころより雨が降り出す。以後ズット降り続く。ヘンリーロイドのあつい本格的ヘビーウエザーオイルスキンを着ているが次第に寒くなる。途中でキャビンに入り、今年初めてセーターを追加して着る。再度オイルスキンを着て雨の中を進む。雨のため、視界が悪い。錦湾は湾入口の両側に小さな島や浅瀬、岩があり入港には非常に注意を要する。初めての港なので慎重に湾口を進む。右(東)手から伸びる防波堤灯台を目指し、灯台直前で道標の白い灯台を目指し進む。この灯台は高いところに大きく立っており良く目立つ。湾の一番奥まで進み右手2基の銀色の燃料タンクの右側に槍着けする。12時。

とりあえず、コンビーフと野菜でおかずを作り昼食。今、ひと段落し、2時20分。

宮崎船長から電話あり。 ポンツーンに行ったらもういなかった。 干し魚を作り、今日獲れた魚も持っていったのにとのことで申し訳なかった。干し魚も今日の魚も欲しかったなー。

中村さんからも電話あり。焼酎お湯わりでいただきます。叉寄ってくださいとのうれしい言葉であった。

夕方、錦の町を散策する。優雅な名前、錦にちなむ、ひなびた歴史ある漁港の町を想像していたが、遠くの岡の上に大きな寺らしき建物がみえるが歴史を感じさせるものが見えない。何か雑然とした感じがする。中型のスーパーがあり肉、魚を仕入れて帰る。魚は錦産を2種購入。

写真:
・九木浦の入口、沓埼の灯台。上の方に白く見える。ここに岬神社がある。
・昨年寄った矢口浦の入口、尾鷲湾を遠望する。天気が悪くかすんでいる。