DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

梅雨入り

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2009.6.10(水)
山口県は昨日梅雨入り。
天気予報どおり昨夜からずっと雨。今、風が強まって来る。7時。
強風注意報。波1.5m後2.5m。明日波2.5m。

一日雨で船に缶詰かと思っていたが、雨の止む時もあり町の散策に出かける。
ここは岸壁が岸壁と言えないほど低く地べたとたいして違わない。
漁師さんになんでこんなに岸壁が低いんですかと聞いたところ、江崎は波が入って来ないので岸壁を作る必要が無いとのことであった。

船を着けた直ぐそばにこの地域の中心神社、厳島神社がある。海から山全体がご神体であるのが良く解る。
江崎で地元の人が先ず話す歴史的なものが曹洞宗西堂寺の六角堂だ。山口県指定の文化財
この地方の長者の娘に因む言い伝えがある。
港の中の小さな島にある六角形の珍しいお寺だ。

江崎はインターネットで調べたら【塚穴古墳】もあり古くから開けていた。律令制下 上田万、下田万がおかれた。江崎港は日本海の天然の良港として往古から阿武18郷の米の積み出し港として栄えた。日本海の北から北前船をあやつり西周りで産物を運ぶ西廻り航路の発達により長門国の玄関口として重要な拠点であった。江崎港よりの廻船として500石積1隻をふくむ4隻をもち、須佐、宇田、木与などの5浦の海防を担当していた。西廻りで萩・下関・瀬戸内航路も開けていた。石見からの米穀・半紙の積み出しも許可され、津和野藩の御米蔵も設けられていた。
廻船誘致のため芝居が許可され、月次の定市も設けられた。天保年間は諸国の商船の入港も頻繁になり、賑わいを極めていた。とある。

写真:
厳島神社全景
・参道
・拝殿
・額
・六角堂
・説明
・一番奥の古い港