DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

八戸探索

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2009.8.28(金)
昨夜から雨が降り続いている。
雨の止んだ瞬間をねらってテントを張る。
おみおつけとトマト、きゅうり、玉葱のサラダを作ったところ。これから朝のごはん。5時45分。

八戸でやる予定にしていた航海データ作りを午前中でやり終えたので午後から八戸探索に出かける。
<櫛引八幡宮>
先ずは1222年に櫛引村に遷宮鎮座し、南部領の総鎮守、櫛引八幡宮に参拝。
いろいろ聞いたのだが、行くには不便だ。
係留場所に10分ほどの陸奥港駅からJRに乗り4つ目の駅、八戸駅で降りる。駅の間隔は短く、16分で着く。
八戸駅からタクシーで1500円ぐらいの距離にある。
バスは乗りつがないと行けない。八戸駅の観光案内所で聞くと調度乗り継ぎが良いバスがあったので2時10分のバスに乗る。乗り継ぎ停留所で時刻を見ると観光案内所が土曜時刻を見誤ったていて2時間ぐらい乗り継ぎが無い。しょうがないので歩き。歩いて30分はかかるという。少し歩き始めたところで向こうからタクシーが来る。空のタクシーが通る道では無い。ついていた。
タクシーでは5分ぐらいで着く。鎮座するのは平地で見事な大杉が茂る広い境内だ。
来て良かった。参拝。後朱印拝受。
宝物殿がある。国宝の鎧が2点ある。
おととし、ヨットで瀬戸内海伊の大三島に入港し、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)に参拝した時のことを思い出す。
http://blogs.yahoo.co.jp/sa3307/49624615.html
国宝の鎧は殆どこの大三島大山祇神社にある。
しかし、櫛引八幡宮の国宝、赤糸威鎧 兜 大袖付(あかいとおどしよろい かぶと おおそでつき)は国宝の中でも特に有名な鎧らしい。確かに美しい鎧だ。
<八戸市の中心は本八戸> 
神社に行くために降りた八戸駅は新幹線が止まり、東京から3時間だ。
ところが八戸市の中心はほんはちのへだという。櫛引八幡宮からの帰りのバスが調度、中心街の八日町を通るとのことで降りてみる。
デパートも2軒ある。飲み屋街もある。新しいきれいで賑やか通りがある。大きな都会の情景だ。
八戸はズット民家が続く相当大きな都会だ。
不思議なことに一番賑やかな場所は三日町とか八日町とかの通りなのだが、八戸支庁前を通り10分ほどにある本八戸駅に近づくにつれ寂しくなり駅廻りには何も無い。
これは歴史的なものだろう。賑やか通りの地名を見ると城下と書いてある。八戸は城下町なのだ。江戸時代から栄えたいた場所が今の賑やかな場所なのだ。

本八戸駅からJRに乗り、2つ目の駅、陸奥湊駅で降りる。船に5時少し過ぎに着く。
雨がふっている。今日は曇り時々雨ではなく、雨時々曇りだった。

2~30年前、私は八戸に来た。サントリーPOP講座の講師としてだ。10分ほどもっともらしいマーケッティングの話をして、後はデザイナーにバトンタッチし、その地を散策し講座が終わるころ戻り、終了の挨拶をして終わりという気楽なものであった。海まで行ってみたが遠かった。あれは本八戸だったのだろうな。八戸は青森のすぐ横にあると思っていた。

外食情報:昼は陸奥港では一番高そうな、四季料理 鯉ぬまで昼食。寿司定食。1000円でかなりのボリューム。味も良し。店もきれいで店主、おかみさんの対応も良い。
夕食はがんこおやじで。ここはお客がわんさか詰め掛ける。私は7時前に入った。一人なのでカウンターが当然だが、2人、3人の場合ももういっぱいでカウンターしか空いていなかった。勢いがあり、気持ちの良い店だ。生ビールと陸奥八仙黒ラベル。食事は八戸名物の、八戸せんべい汁にごはん。味も良い。お進めの店だ。

写真:
・櫛引八幡宮参道
・拝殿
・額
・本殿
・国宝、赤糸威鎧
・八戸の中心街