DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

久慈港に移動しました。

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2009.9.3(木)
久慈港着。
いやー、悪い波だった。
真登りで、波が悪くズーとスプレーを浴び通しだった。
次第に寒くなり、冬ものを引っ張り出してカッパの下に着る。
魚網をワッチするため前を向いていなければならないので顔にまともに海水が当たる。

久慈港に入り、一回りするが空いているところに自動車があり船が帰ってくる可能性がある。ここなら大丈夫というところは無い。南の風が吹き込んでくる。
同じ久慈港の中で南に玉の脇という漁港があり、そこは南側に小さな山がありブランケットになるので海面が静かに見える。
一渡り廻って、盛さんが空いていれば留められると言っていた、奥の船溜まりに入ってみると一番奥の左端にブイも無く留められそうだ。ダメなら移動すれば良いやと船を岸壁の寄せて行くと岸壁で漁師さんが船が岸壁の当たらない様抑えてくれ、ここに着けて大丈夫と言ってくれる。

フェンダーが岸壁にこすれ大きな音を上げるので舫いを調節するが次第に船の揺れが大きくなり、船が走り出す。猛烈な勢いで船が岸壁に寄る。急に港の中にうねりが入るようになる。フェンダーが大きな音を上げる。船が走る。船自体が岸壁に当たる恐れが出てくる。
と、岸壁に盛さんと加島さんが現れる。車で八戸からやってきたのだ。
上から見ると一面の白い海で風もかなりありそうで心配して来てくれたようだ。
漁師さんたちもあそこが良い、ここが良いと親切に相談に乗ってくれる。
結局、一番奥の船溜まりを出て、船を風に立てられる岸壁に槍着けすることにする。
船を岸壁から離すのが難しい。盛さん、加島さん、漁師さん3人と5人で舫いを一度に離し、離岸に成功。
移動して槍着けできたが、うねりにより船が引張られる。しかし風に立っているのでずっと安定する。なにより船が岸壁に当たらないのが良い。
時々、大きなうねりが港全体を移動し、岸壁の角で盛り上がって行く。
これは久慈港の特徴なのか、行ってしまった台風11号の影響なのか。

ひと段落したところで盛さんと加島さんは車で八戸へもどる。
有難うございました。

写真:久慈港に舫うECHO POINT