DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

久慈にてイカ釣り船に囲まれる

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2015.7.27(月)
快適で楽しかった八戸、新井田川での生活を後に久慈港に移動しました。
前回と同じところに着けられ一安心。
ムツゴロウさんは横抱きする予定だったのですが、
引き波での揺れが激しいので、地元の漁師さんと話し、奥の岸壁に明朝まで留めさせてもらう。

昼を食べた後、すぐメイン用ウインチの分解清掃。2スピードなのだが、速い方が重くなったため。
ロングに出る前に全てのウインチを分解清掃をすましておいたので、作業は簡単に終わる。

ひと段落したところで、私が事前に調査しておいた近道を通り二人で買い物へ。
巨大スイカがあまりにも美味そうなので、半分に切ったのを買う。結構な重さ。
食材に加え、チョット見たい物があるので、2軒のホームセンターと業務用作業着、靴等の店に寄る。
イカを早く食べたいなと思いながら港に入って行くと、私の艇が見えない。
マズイ、どこかに移動させられたのか。
段々近づくとマストだけ見える。
帰ってきたイカ釣り船が横抱きの様に留められているのだ。
泊地に近づくと大きなイカ船が横抱きして2艇岸壁に留まっている。
その奥に岸壁にヨット、横抱きの形でイカ船。
これは大変、つぶされてしまう。
急いでエンジンを掛ける。イカ船の舫い綱が張ってあり船を出すことは出来ない。
こちらのもやいを一部離し、イカ船の舫いを外し、手でヨットを少しづづ外へ出す。
と、今度は空いているヨットを出す方向に新しいイカ船が入って来る。
取り囲まれてしまう。
ヨットを出すとどなり、少し空いた間に船をだしていく。
途中でヨットを降り、艇のバウハリヤードの前に回してあったイカ船の舫いを岸壁に決める。
バックで港中央に出て、急いで港湾案内久慈港をみて漁協に電話。
作業船が留めて良いと言い、白龍と書いた船団の方もあそこなら問題無いと言っていた岸壁に留めました。
戻って見るとイカ船に取り囲まれてしまってます。
風が吹くと艇が潰されてしまいます。
何処か、ヨットの泊れる所はありませんか。
漁協の回答は2カ所。
港入口北側にある玉の脇港。港入口の公園の岸壁。今、外(県外?)に出ていて空いている。
玉の脇は6年前、久慈がいっぱいで留めた港だ。久慈にいたいので、公園前に移動。
移動を完了した段階で、再度漁協に電話、この場所で良いか。2泊したいがokか確認。
問題無し。良かったー。

一片付け終わったところでムツゴロウさんと初めての風呂、「古噴の湯」へ。
地図と観光案内所の説明を元に山道を登り始める。
いくら登ってもつかない。
山道で汗をかく。ムツゴロウさんが次第にやめようかと言いだす。
さんざん山道を登った頃、電信柱にあと1.2kmとの表示。
それを見て、ついに朝が早いので行くのを止めると宣言。
私だけ、風呂に向かう。次第に薄暗くなってくる。
変わった形の家があったのでここかと思い、聞いてみるとあと400m登るとあるとのこと。
行ってみると私があまり好まない、いわゆる大きな温浴施設。冷房完備。
風呂を出て7時半過ぎ、街灯も無い真っ暗な山道を歩いて帰る。
帰ってすぐさま、スイカにかじりつく。

うーん、慌ただしいというか、あれこれ出現する一日であった。

写真:
・一旦着けた前回の岸壁
イカ船に挟まれたヨット
・メンテしたメイン用ウインチ部品

八戸新井田川久慈港 33.3マイル
ムツゴロウさんは3時に起きて4時出港が普通とのこと。
4時15分に出港して行った。
私は離岸後、すぐ川でメインを揚げ、ムツゴロウさんを見習って一時間後の5時15分にスタート。
広い八戸港内では出船は一艇もなく安心して進む事が出来、助かる。

有難いことに連れ潮。風もほぼアビーム。時に7ノット。
赤い等の旗を着けた竹竿が何十とある。
KUJI2 40 22.4 141 47.2 を過ぎる頃より岸側に網がとびとびに現れる。
網までは近い所は50mぐらいしか無い。
計画コース通り進む事が必要。

久慈港の赤燈台は赤く新しく塗った様に見える。
白燈台は無く、未だ緑ブイのままだ。

前回着けたところに向かうと丁度、ムツゴロウさんがその岸壁に着けていた。
少し移動してもらい、前回と同じところに着岸。
舫いを固めて、11時半。