DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

波浪注意報続く

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2009.10.28(木)
朝、4時58分の警報注意報で
夷隅・安房 [継続]波浪注意報 波28日夕方まで波高 2.5m 付加事項 うねり
千葉県の太平洋沿岸では、引き続き28日夕方まで波・うねりの高い状態が続きますので、船舶等は高波に注意して下さい。
とあり今日は出港とりやめ。

銚子はとにかく、外房とか南房総というと温かくて割と海況も穏やかなイメージを持っていた。
ところが、Kasayanが言っていた様にここは太平洋からの波がまともに当たるのでこの夷隅・安房地区は特に波が高くなる要注意の地域の様だ。警報や注意報が特に夷隅・安房地区に限定して何度も出る。
横抱きしている船も元の位置に戻すのは今日の昼間だと言っていたのでゆっくり移動の準備委が出来る。何艇かは5時少し前に出港して行った。

昨夜は低気圧と台風、その前も良く揺られて寝不足だったのかきのうは良く寝た。この船だまりは静かだ。移動する船の引き波も非常に小さい。5時15分。

鏡の様な水面の奥船だまりを離れ、元の外岸壁裏に移動。
舫い中に後の鯉のぼりを上げた釣り船の船長がやってきて、台風がまた発生したよ。20号発生位置と全く同じ所だ。
エー、また台風か。楽観主義の私もチョットいやになる。
また、船長は今、海面に一面に浮かんでいるのは、台風で川から流れたきた稲の細かく裁断されたもので、冷却水を詰まらせるのでエンジンをすぐ停止した方が良いと教えてくれる。
漁船でも30分もエンジンを回しているとつまるとのこと聞いて良かった。
舫いを固めて7時45分。
ここは当然、台風余波で揺れるし前後に動く。しかしこの程度は当然だ。
天気は晴れ。

船内に入り、直ぐ台風予報を見る。5日予想では未だフィリッピンから大陸の方は向かう予想。20号みたいにバックしたりしないでくれよ。

奥の船だまりが余りに静穏だったのと見た目には防波堤裏も静かに見え、風も東で岸壁から船を離す風向きだったので油断してしまいました。
実際に着けてみると船が物凄く走ります。うねりの為です。岸壁に急激に当たります。俵フェンダーでもっている状況です。
必ずアンカーを打つ私なのにこの様な時に気を抜いてしまったようです。

今、舫いを細かく調整したところ少し沖に出て、いまのところ岸壁に殆ど当たらなくなりました。
いろいろ学ぶものです。
すっかり暗くなった5時半。
警報・注意報は解除になりました。うねりは明日もあさっても続く予報です。

写真:
・今、後にしてきた静穏な奥船だまり。朝、7時。これが波浪注意報が出て居る時の海面ですよ。
奥の深い港なら良くあることですが小さな港では珍しい。