DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

外房では一番知られた港、勝浦港にやってきました

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2009.10.29(木)
外房では一番知られた港、勝浦港にやってきました。
大原港からは近く、6時25分に燈台を交わし、9時半に海上保安庁の船の奥に槍着けしました。9時半。

きのうは殆ど寝ていない。
うねりの影響で船が走る。岸壁に寄せられる。大きく走ったあとずるずる、ごろごろと岸壁と俵フェンダーがこすれる。
心配で夜中の12時に着替えて、前の漁船からロープを取ってみる。一旦よさそうに思えたが、大きなうねりがくるとかえって船が翻弄される。今度はロープを外す。
前舫い、後舫い、前後スプリングと4本のロープを細かく調整する。
若干良くなった。
艇が岸壁に寄せられ音が響く度に気になる。起きているのか寝ているのか解らないので3時半に起床。いつも4時に起きるんだから30分早いだけだけど。
離岸が心配だったけどすんなり出来る。
港の中で多くの舫い類、フェンダー、防御板等を整理する。結構時間がかかり、出港し、燈台を交わせたのが6時25分になってしまったわけだ。

9時半には一旦槍着けしたが、地元の人がここは漁船が帰ってくる。また海上保安庁の船が入る時に邪魔になる。横着けの方が良いというので、入れたアンカーを揚げ、横付けする。
一応、舫いを固めたところで、自転車で海上保安庁の人がやって来て船が戻るのでもう少し前に移動する様に言われ、位置を修正する。漁協の方には言ってありますか、漁協にことわっておいて下さいとのこと。許可を得に行くと移動するように言われるに違い無い。きょうは未だうねりがあるのでこの海上保安庁の船より奥に留めたいのだ。

それはさておき先ず勝浦の街を散策してみたい。
勝浦の港全体はひろいことは広いがは予想していたより船のいる場所は小さい。
また、広い船だまりは無く、居る船の数も多く無い。大型漁船も見えない。
大きなホテルは海岸にあるが、大型観光バスで観光客が魚市場を見にやってくるといった様子は無い。
チョット予想とは違っていた。
街をひとわたり、廻ってみる。
大きな町だ。JRの勝浦駅までは10分ほどだ。
古いお寺が多い。お寺の裏に趣のある銭湯を確認。
町の中に結構ちゃんとした食事の店がいくつもある。。
400年以上の伝統があり、輪島、岐阜と並んで三大朝市の一つ勝浦朝市が開かれる通りを確認。あす朝、行ってみるつもり。
船に戻る途中、昼直前なので漁協に寄る。あとで移動するのがいやなので移動するのかどうかをはっきりしておきたかったのだ。
漁協ではあっさりOK。
これで一安心。未だ、帰って来た漁船から何か言われる可能性はあるが、一応許可を取ったので対応は出来る。
漁協はデスクが並んだ物凄く広い事務所に2人しか人が居ない。かってはここに全部人がいたのだろう。

船に戻り昼食。
曇りのち夕方から晴れのはずが雨が降ってくる。
いずれ止むだろうと思っていたがいつまでたっても止まないので、傘をさして趣のある松の湯まで出かける。
銭湯の雰囲気は良かったが洗い場に入ると清潔でない。
あまり洗って無い場所とかある。
この趣ある銭湯が残念なことである。
銭湯からの帰りも雨。結局午後はズット雨であった。

写真:
勝浦港海上保安庁船用桟橋横に舫うECHO POINT(次の日、朝に撮ったもの)
・趣ある松の湯。銚子の銭湯も松の湯だったけど、親戚かね。