DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

強風下、沖のブイ係留へ移動

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2011.8.18(木)
きのうから南西の風が強い。
今日も吹き上がって来る前にと食事前にポンツーンを離岸。
すでにかなりの南ないし西の風。エンジン付きのテンダーを引張っていくのは、
危険なので、係留完了後、自分のテンダーで取りに来ることにする。
追手の風で沖の舫いを拾うことになるので、手に持ちきれない時の用意に、
大型フック付きのロープを両舷にじぜんに設置。
強風は南が吹いたり西に変わったりする。
デットスローからエンジン停止して風の力で慎重に右舷後ろ舫いに近づく。
実にうまく的確にもやいロープを拾う。
この上手く拾えたのがあだとなる。
直ぐ手でクリートに引っ掛けられると判断し、気が付いたときにはもう持ち切れなくて、
手を離していた。

この後は散々な結果となる。
ボートフックも引張られ流してしまう。
エンジンをバックにするとピーピーと言って止まってしまう。
ロープがペラに絡んだのだ。
前舫い2本はバカ力でどうにかクリートに着ける。
風下側にあるヨットに横抱きし、前にある岸壁に当たらない様にする。
次ぎは左舷後ろ舫い拾いたいので引張るが、引張りきれない。
何度か手で引張ったあと、あれ、ウインチを使えば良いんだと気づく。
なんとか左舷の後ろも拾える。

残るは一番肝心、風上がわの右舷後方舫いだ。
色々試みる。後ろ舫いのループの直ぐ近くにまで近づける。
しかし、ループにロープを通すには遠すぎる。
ここでナーンだ。テンダーを使えば良いじゃないかと気づく。
急いでテンダーを下ろし、舫いのループまで行き、ロープで結ぶ。
艇に戻り、ウインチで引く、クリートの所まで引張れたのでやれやれこれで、
終了かと思ったがテンションが掛っていてクリートにループを引っ掛けられない。
ここで遅まきながらテンションを掛けずにロープの途中から引張るにはローリングヒッチで結んで引張れば良いのを思い出す。
思い出すのは良いけれど遅いよな。
これでようやっと、4本全ての舫いを拾い、船は正常位置に係留完了。

後は、久びりにマスク、シュノーケルを付けて、スターンの梯子から水に潜り、
スクリューに絡みついたロープ8巻きぐらいを一息で取外す。
3回ぐらいに分けてゆっくりやれば良いのに、一息では苦しいですね。
全て終わって、7時半ごろ。
朝から活動であった。

一息ついた所で女房からTEL。ニューヨークから電話あり。

塗装はほぼ終了したが、ステップをもう一回とエンジンルーム天板蝶番部分とバース横板の
補修塗りは今日中終了させたいので昼飯後、テンダーでポンツーンまで運び、炎天下の中、サンダー掛け。艇に戻り、ニス塗りとAURO塗り。これにて一応塗装及び本日の作業は終わり。

駅前温泉銭湯に寄り、小田原17時23分のロマンスカーで帰宅。

写真:
・追手の強風の時は、手でクリートに引っ掛ける時間は無いので、このフックを引っ掛ける。
・ローリングヒッチで引張ると手前のループにはテンションがかかりません
・かわいくて且つ役立つ私のテンダー