2013.10.22(火)
秋らしい空。
朝、チョット洗濯。その後、課題のオルタネータ交換に取り掛かる。
瀬戸内国際ラリーで芦屋マリーナに入るころ、
オルタネータが利かなくなる。
再度、エンジンを掛けるといったんは復活。しかしその後は全く利かなくなる。
以後、冷蔵庫を使わず、50Wソーラー2枚のみの充電でやってきている。
<オルタネータの現状分析>
これを機会にオルタネータを詳しく調べることとなった。
ブルーシーガルの上田さんが、電気に詳しい人、車の電気関連業者等の紹介など、
色々な面から面倒を見てくれる。
樋泉さんが、現在のオルタネータの状態を調べてくれる。
電圧が12.2V程度に下がった状況でテスト。
エンジンを始動するとチャージランプが点き、直ぐ消える。
これは発電している証拠。
エンジン回転数を上げると僅かに電圧アップ。12.5V程度程度まであがる。
本来は13.8V程度で充電する。つまり、正常には充電出来ないが、
12V少しでは充電できる状態と解る。
原因としては交流を直流に変えるダイオード4つの内、どれかが破損している可能性あり。
<オルタネータの端子>
樋泉さんが、使って無い艇のオルタネータを取り外し、プレゼントしてくれる。
今のオルタネータとぴったり交換出来る機種であった。
ただ、端子に相違がある。
今付いているLR135-10 128270-77200はBとEとソケットでL+R
もらったのはBとEとLの3端子。つまり今のは端子が一つ多いのだ。
L+RのLはLightでチャージランプと思われるがRとは何かを調べるのに、
手間取る。上田さんが紹介してくれ、樋泉さんが連れて行ってくれた
車の電気専門業者でも良く解らなかった。
ところが、インターネットはスゴイ。
いろいろ情報が解る。
Rはフィールドコイルの初期励磁レジスターにつながる端子とわかる。
インターネットを色々探る。
従来のBELの3端子の場合、チャージランプが切れると充電できなくなるので、
チャージランプが切れても充電ができる用R端子が追加されたらしい。
オルタネータを交換する際、EとBはそのまま接続するとして、
後はどの様に接続すれば良いか。また、3端子用のハーネス(結線セット)は
購入できるのか。
母港、熱海の勝間田君が色々調べてくれる。
3端子のハーネスはもう廃番。結線方法までは不明であった。
インターネットでも具体的な結線方法は今のところ発見出来ない。
そこで、本日、L端子のみ接続し、Rはフリーで、3端子オルタネータを設置開始。
問題は端子の接続だ。ソケット型の端子を壊して接続したくない。
なんとか同じ形式の端子が手に入るのでは無いかと、
昨日、ホームセンター、ナフコの自動車部品の売り場に行ったところ、
あった。「カプラー2極(ロック式)」と書かれた結線器具が見た目は同じだ。
持ち帰ってはめてみるとピッタリ合う。
そこで、従来のハーネスはそのまま、ソケットのメスの方に、
L端子をビス止め出来る端子を付ける。
R端子はリード線のみ付け、絶縁カバーをする。
これで、今後、新しいオルタネータを付ける場合も即対応できる。
<不思議な状況>
設置完了。エンジン始動。チャージランプが着く。エンジンが回転し始めるとランプ消える。
正常なスタート。Vメータを見ると13.8V程度を示している。
ヤッター、すぐ樋泉さんと上田さんに報告しなきゃーと思いながら、
5分ほどしてVメータを見るとナント12.5V程度に落ちているではないか。
少しエンジンを回転させ、2000回転に上げる。状況は同じ。
しばらく見ていると急に13.8Vにあがる。OKか。
しかし、針が下がったり上がったり、震え、また12.5に戻ってしまう。
これは何だろう。
今回の症状はオルタネータの不良では無く、艇の側に問題があるのではないか。
艇の結線か付属部品の不良など、何かが原因でオルタネータが壊れ、
取り換えたオルタネータも壊れてしまったのでは無いか。
あす明るい内に結線その他詳細を調べることにする。
夕方、食材仕入れ。
帰って夕食。夕食後、浜の湯温泉銭湯へ。あーさっぱりした。
忙し一日であった。
写真:
・6:43 泉大津、東の空、雲間から朝日。
・右が今付いているHITACHI LR135-10 128270-77200 12V35A
左がいただいたHITACHI LR135-31 121370-77200 12V35A
・ソケット式のLとR
・従来の形をそのままに、取り換え機にも対応出来る配線