DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

ヨットで隠岐、西郷へやって来ました

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2014.7.13(日)
何となくすぎこし方のながめまで心にうかぶ夕ぐれの空
後鳥羽院御集」建仁元年三月外宮御百首。「風雅和歌集」巻第十六雑歌。
丸谷才一を先達に、後鳥羽院と共に、隠岐を訪ねよう。

来たかった隠岐についにやってきた。
隠岐石器時代から開けていた。
打製石器の材料であった黒曜石が採掘され、広く山陰地方でつかわれた時代からの
豊かな歴史を作って来た島。
石器時代にどうやって黒曜石を本土まで運んだんですかねー。
後鳥羽院が流された島。
小さな島なのに千年以上の歴史を持つ式内社が15社もある。
しかも名神大が4社。

境港公共マリーナ→隠岐西郷港 43.3マイル
6時20分スタート。
15時に西郷港に入港したが、移動したりで舫いを固めたのは16時。
マリーナを出る際、浅いので10mに満たない様な狭い所を通る。
メインは長い堤防を越えてから揚げる。
ズット雨。8時間雨の中。
台風の余波か波が悪い。
真登り。逆潮、1.5~2ノットありスピードが出ない。

西郷港の泊地については詳しい境港の人も色々な意見がある。
ここなら絶対大丈夫と言う所は無い。
留め難いというのがネット上の情報だ。

先ずは、入れれば一番静かで良いという、海上保安庁のある船溜まりに入れ、
着けられそうな岸壁を探す。
船が無い所は一番奥、新し短い岸壁。
ビットが無く、金物の柵のみ。近づくと小さなステンの輪が見える。
2m程近づいて水深を見ると大丈夫そうだ。
再度近づき着けようとした時、海上保安庁の大型船の上から大きな声でそこはダメ。
浅い、と5~6人が船の上に出てくる。
しょうが無いので船溜まりから出る。
と、船長さん、誘導しますから港湾管理事務所指定の場所に移動して下さい。
マイクで伝えてくれる。有りがたい。
無事、指定の場所に移動。
海上保安庁の人が船まで来たが好意的対応であった。
港湾管理事務所指定の場所なんてのがあるんだ。

写真:
隠岐、西郷港の岸壁に舫うECHO POINT