DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

綱不知の朝は雨模様

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2014.10.22(水)
夜中3時、物凄い雨音で起きる。
これ幸いと、塩抜きする予定のウエットスーツ、帽子、ゴム足袋、重り等をデッキに出す。
天気予報で大雨注意報が出ているか見てみるが、出て無い。
レーダー解析を見てみると田辺湾近辺に赤い部分。
これで、注意報が出ないのは変だよ。

ゆっくり、朝ご飯の準備中。6時半。
今、気象警報注意報を見たら、4時14分に白浜に大雨、洪水注意報発令。
遅いよ。今は雨もあがっているよ。
でも、曇っていると6時でも薄暗い季節となってしまった。

日が差しているのに雨が降っていたり、変な天気。
雨が上がったかなーと思うと直ぐ小雨の繰り返し。
一日中、船の中で泊地と航路情報作成。

6時過ぎにやはり温泉に入りたくて雨の中出掛ける。
白良の湯。地元のおじさん、おじいさんのみ。気持ちの良い風呂。
きのうも同様だったので吊り下げライトを持っていくつもりだったが、帰りは真っ暗。
何も見えない綱の湯の裏、岸壁に沿って船まで。

私は新しい土地に行くと先ず観光案内資料を仕入れて地域の状況を確認する。
ところが、綱不知は白浜そのもので特に観光案内を手に入れていない。
観光案内所もどこに有るか知らない。
ネットで主に見ている。
今日もネットの白浜観光案内を見ていて驚いた。
綱不知桟橋の目の前にある大きな石は見過ごしていたが、柿本人麻呂ですよ。
驚いたなー。人麻呂は飛鳥時代歌人万葉集の代表歌人
綱不知に人麻呂が来ていたんですねー。

写真で御覧の様に地元の人にも、ないがしろにされている状況がみえるでしょ。
綱不知に寄ったヨットマンは歌碑も覗いてみましょう。

人麻呂は石見の国で没したとされる。そういえば、日本海航海中、浜田だったか、
観光案内パンフに人麻呂に関する案内があったなー。

写真:
・人麻呂の歌碑
  風莫(かざなし)の浜の白浪いたつらに
  ここに寄せ来る見る人無しに
               柿本人麻呂