8年ぶりに周参見散策





周参見に移動。
きのうの昼まで強風波浪注意報。
波浪注意報は夜中まで続く。
朝5時の予報では波2.5m後2m。うねりを伴う。
かなり悪い波を覚悟して、綱不知の三川さんのバースから出発。
おかしいのは今回の4カ月ほどの航海で、一番アンカー揚げに手間取った。
ウインチでアンカーロープを引っ張っても、双綱を引っ張ても上がらない。
両方を目いっぱい引っ張り、急に緩めて、揚る。
岩に挟まれていたのだろう。アンカーは泥も砂も全くつかないきれいな状態で揚って来た。
三川さんのバースにはスターンにブイもあるが、私はいつも自分のアンカーを打つ。
アンカーを打てる所は横着け出来る所でも打つ。アンカーを打つのが好きなのだ。
三川さん、安全なバースを有難うございました。
外に出てみると、わりと穏やか。
田辺湾を出ると悪くなるのかなとおもったが、
ズット、悪い波は無し。
周参見に入るところで、うねりと波が邪魔をしたが、それほどのことではなかった。
左奥のいつもの岸壁にいつもの様に、スターンアンカー、槍着け。
漁師さんが舫いを取ってくれる。
驚いたことに、こちらの舫いを見て、東京製綱のロープだなと言ったことだ。
見て解るんですかと聞いたところ、解る。これは堅いタイプ、三つ打ちでも柔らかいタイプもある。
とのこと。私はロープ類は優れた機能の物を使っている。
三つ打ちロープは東京製綱のものが最も信頼が置ける。ただし高い。
漁師さんも東京製綱が一番良いと言っていた。消防署もロープは東京製綱製を使用している。
注意!
今年、岸壁の下に石を引きました。
岸壁上から5mだそうです。横着けの場合、大潮の際は一応水深を見た方が良い。
周参見は8年前、初めてのロングで訪れて以来、何度も寄港している。
ただ、最初の寄港では町をくまなく見て回ったが、
その後は単に、次の港への中継点という意味合いが強かった。
今回、昼少し前に着く。
雲一つ無い晴天。
空気が澄んでいるのか、山は緑に輝く。
水はきれい。
久しぶりに周参見の町を散策したくなる。昼食後直ぐ町へ。
周参見は今は小さな漁港です。
しかし、平安時代から開けた土地です。
熊野古道は小辺路(こへち)、中辺路(なかへち)、大辺路(おおへち)等が主流でした。
田辺を通り、周参見を経て熊野三山までの海岸線を進むルートが大辺路(おおへち)です。
個の古道には要所要所に王子神社が置かれています。
周参見にに川沿いに周参見王子神社があります。長い歴史を持った神社です参拝しましょう。
久しぶりに王子神社参拝。神社の横に小さな、歴史民俗資料館(無料)があり、8年ぶりに入館。
王子神社に奉納された絵馬が多数展示されたいます。
かって、周参見が大阪から江戸へ向かう帆船の重要な潮待ち、風待ちの基地であったのが解ります。
資料館にパンフには
「江戸時代、紀州藩の奉行所(代官所)が置かれ、熊野の中心地として、賑わいを見せた」
とあります。
帆船の時代(明治時代にも多数の帆船絵馬が奉納されている)が過ぎると物流の繁栄は終わり、
漁港となったいった。
代官所の後は、今は小学校となり、説明看板を残すのみであった。
古い町並みを求めて散策。
かっての繁栄を示すものは殆ど残っていない。
何軒かの大きな、古い家が未だ残っていた。
何本かの川が周参見港に流れ込んでいるが、
直ぐ山なので皆、澄んだきれいな川であった。
食材は艇を留めた岸壁から15~20分にあるオークワ。
かなり大きなスーパー。
行き方を聞くと車道を教えてくれるが、歩きの場合はカーブしている大きな橋ではなく、
下の道を行った方が安全かつ静か。
雨あがり、雲一つない晴天、山の緑が美しい。空気が澄んでいる。
気持ちの良い散策であった。
写真:
・周参見港の岸壁に舫うECHO POINT
・熊野古道時代から続く、周参見王子神社
・昭和を思わせる町並み
・かっての繁栄を思わせる家並み