DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

周参見港に移動

イメージ 1

2016.9.24(土)
南紀白浜綱不知から周参見港に移動。
朝、暗い内は雲間に月が見えたのに、
エンジンを掛けそろそろ出港と言う時になって、雨。
時々稲妻がピカッと光ったりする。
スターンアンカーを揚げる。スムースに上がる。
綱不知でメインを揚げスタート。6時50分。
以後、周参見港に着くまでズット、本降りの雨。

風は予報どおり東だったが、反対の西になったりする。
和歌山県の北は西の風、南は東の風の予報。
このコースは和歌山県南部だが、両方の症状がでるのか。

上空の雲が厚く夕方の様に暗い。
周参見の沖に来ると、入港角度の先に導燈の光りがはっきり見える。
周参見には何度も入っているが、導燈を見たのは初めて。
いつも明るい内に入っていたので、気づかなかったのか、明るいと点けないのかは不明。
まー、導燈がはっきり見えるほど暗かったわけ。

11時過ぎに入港したが、アンカー打ちがうまく行かず、何回かやり直す。
11時20分ようやくスターンアンカー、槍着け。
雨は激しく続いている。

昼食を食べ、食器を洗ったところ。13:00
明るくなってきた。雨、止むか。

11時の予報を見ると夕方まで雨。降水確率70%。一旦上がっても又すぐ降る可能性大。

4時過ぎ、急に雨風強まる。
インターネットでレーダー・ナウキャストを見る。
周参見近辺は濃い雨雲が取り巻き、赤の部分もある。
今から1時間後という、変化の動画を選択してみる。
未だ未だ、6時半過ぎぐらいまでは激しい雨が通過するようだ。
と、している内に強風となる。
港の中、しかも北東なので山で遮られている方からの風なのに、
白波が立ち、艇が岸壁に吹き寄せられる。
北東から東となり、かなり横から強風を受けることになる。
艇の先端が岸壁すれすれに寄せられるいる。
ヘンリーロイド、長靴と完全武装で雨と強風の中、
アンカーロープを引く。
手ではどうにもならない。ウインチで引く。
走錨しないでくれよ。
突風でも艇の先端が岸壁に当たらない位置までアンカーロープを引く。
雨と強風が一時間弱続く。
こんなことは初めてだ。
予報を見ると風は5~6m程度。
しかし、朝からズット、雷注意報が出おり、今も続いている。
周参見地方に「24日朝から24日夜のはじめ頃まで急な強い雨や落雷に注意してください」とある。
それに加え「付加事項 突風」とある。
突風というのは一瞬、猛烈な風が吹き抜けるとイメージしていたが、1時間ぐらい続く可能性もあると知る。
港の中でこの状態。外での状況は考えたく無い。雷注意報への認識を改める。

今は強風はなくなり、雨もやんでいるが、時々風が吹き抜けていく。19:04。

写真:
周参見港に舫うECHO POINT。強風で上陸できず、明朝撮影。