DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

晴天

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2015.1.9(金)
5時前起床。船内温度3.5度。

ご飯も炊け、おみおつけ、おかずも出来た。
これから朝日を浴びながらデッキで朝食。7時50分。

おととい、織部焼きをまとまって見られる稀有の機会と、
銀座松屋古田織部展へ。
ついでに、7階のデザインギャラリーへ。
探していた急須で良さそうなのがあったので購入。
今朝から使ってみたら、これがなかなか良い。
かなり高価な急須を買っても、そそぐ際にお茶がどうしても詰まる。
急須をトントンと叩いて下に降ろして、残りを注ぐ。
この急須は濾す部分が丸く半球形になっていて、下にお茶がたまる。詰まらない。
なんで、皆この構造を採用しないのだ。
形も良く、価格も安く、丈夫そうで、ヨットにはピッタリ。お勧めです。
数々の名作を残した森正洋のデザイン。

ところで、古田織部は、蜀山人の様に自分で土をこね、陶器を作成はしてないいんですねー。
知らなかった。展覧会場には古田織部が作った作品は1点も無かった。
有名な織部焼きは古田織部が各地の窯元を指導して作らせたものらしい。
織部が死んだ後も、作られて行った、今までに無い奇妙と言っても良い作品群を織部焼きと呼ぶのだ。
茶室と茶室への道のしつらい、路地を古田織部は独創している。
古田織部の師匠は千利休
千利休は秀吉に切腹を命じられた。
古田織部は家康に切腹を命じられ、命を絶った。

写真:
・5時59分の朝日。
森正洋の急須