DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

濃霧で2時間待機して宮古へ

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2015.7.29(水)
久慈港宮古港 38.1マイル
今日は初めて寄った島越港をもう一度訪問するつもりであった。
港はすっかり何もなくなったいたが、何か引き付ける自然環境の港なのだ。
ところが、朝起きると急に宮古に行きたくなる。
(すぐ気分が変わるのが私の特徴)
3時半に起床、ハッチを開けて、マズイ。
濃霧。港が全く見え無い。
前日用意してある食事をとっていると霧が次第に晴れてくる。
これは良かったと出港準備をしながら外を見ると又、霧で周囲が全く見えなくなる。
いままで出港時にこんなに濃い霧が出たことは無かった。
久慈は漁船に加え、工事船、工事監視船が多く、とても出港出来る状態では無い。
霧が晴れるのを待つ。
ようやっと対岸が見え始めたのは7時。即、離岸。港内でメインを揚げ、7時15分スタート。
5時半には出港できる状態だったので、1時間15分の待機であった。

湾内は船が多いのでズット立ったままワッチを続ける。
外の防波堤には緑ブイ二つ、赤ブイ二つが設置されている。
湾の外に出ると陸地は明確に確認出来る。予定コースを進む。
風は強く無いが波の無い海面を穏やかに進む。1ノット程度の連れ潮。

宮港に近づくころ風が登りに変わり、ジブを巻く。
宮古の燈台2マイルほど前で突然、霧の中。
100m程しか見え無い。少し薄くなる時もあが直ぐまた霧。
湾に入っても左右の陸地が見えない。
宮古は大きな船が出這入りする。
立ってワッチをしながら慎重に艇を進める。
後で警笛が何度も鳴らされる。
大きな船が見える。こちらはコースを移動し避ける。
又、警笛。再度、大型クレーン船。

少し霧が晴れる。と、大型帆船が見える。なんだこれは。
と、その大型帆船も全く見えなくなる。
目標の燈台は大型帆船の近くなので見えない中、極そばまでいって、
船影の先端を交わす。

急に霧が晴れてくる。南の山側は見えないが目的地の「シートピアなあど」裏岸壁を目指す。
しかし、この岸壁が解り難い。
計画航路の目的地を燈台にしたが、岸壁を目的地に設定しのおそうと思う。
少しうろうろしたが、無事岸壁着岸。
舫い終わって、14時50分。
後にすぐ小型の警戒船が接岸。
挨拶を交わす。

ヨットは港の奥にマリーナがあるのでそちらにとのこと。
いえ、ポンツーンが短くて留められないと聞いていると回答。
あれこれ、会話が進む内、まー、ここが一番便利が良いと言ってくれる。
ついていた。この方は自分でヨットを持っており、
かっては逗子マリーナにモーターボートを持っていて、
熱海、初島に何度も来たことのある方であった。
この岸壁もイカ釣り船に占拠され、着岸出来ないのではないかを一番心配した。
それほ聞いてみると、ここは工事中で漁船は接岸出来ないとのこと。一安心。
アンカーを降ろして留めてあるのは帆船日本丸
この何日かは宮古港400年記念で帆船日本丸や海洋大学の練習船「神鷹丸」、
帆船「みらいへ」、海上自衛隊掃海艇などが宮古に接岸する。と教えてくれる。
お祭りの日に来たと知る。


整理を終って、直ぐ目の前の「シートピアなあど」で魚と野菜を仕入れる。
宮古産パプリカが3つで200円と安い。
ここの魚、野菜、果物は品物が良く、新鮮かつ安い。

17時9分のバスで宮古駅までチョット買い物をして福島湯へ。
うー、さっぱりした。船に乗っていての風呂はなんでこんなに気持ち良いのかね。
7時前に船に戻る。

写真:
・「シートピアなあど」裏岸壁に着けるECHO POINT。左に小さく帆船日本丸が見えますか。
・霧が下が見えない陸
・横から見る福島湯
宮古駅前の八百屋で買ったカボチャ198円と
「シートピアなあど」で買ったパプリカ、では無いらしい。袋にはカラーピーマンと表示。そーかなー。